2015年10月20日

日本一奪回のキーパーソンたちの今季成績 打者編

今季の開幕前、巨人の日本一奪回のキーパーソンとして10人の名前と、今季残してほしい成績を挙げた。巨人は結局日本一どころか4連覇を逃す結果となってしまったわけだが、このキーパーソンたちは期待通りの結果を残してくれたのか、改めて成績を見てみたい。打者と投手の2回に分けて見ていくが、今回は打者編。


阿部慎之助
1 .300 30本 100打点のうち2つ→×(.242 15本 47打点)
2 捕手出場2試合以下(スタメン0試合)→×捕手出場26試合(スタメン23試合)

今季の大きな誤算の1人。守備の負担を軽減して打撃の向上につなげるため一塁にコンバートされたのだが、離脱もあって昨年を下回る結果に。さらに、相川が一時離脱した4月には早くも捕手に復帰。その際はさすがの動きを見せたものの、ケガで離脱。改めて捕手としてはもう厳しいということを知らされる結果となった。


小林誠司
1 スタメン72試合以上→×(スタメン56試合)
2 打率.220→○(.226)

開幕スタメンを勝ち取ったが、相川の離脱で阿部が捕手復帰したため出番が減少。さらに打撃も不振だったため、5月途中から2ヶ月近く二軍落ち。しかしそこで鍛えられたのか、一軍昇格後は打撃も好調で、8月はほとんどの試合でスタメンマスクをかぶった。来季の正捕手に向けて足がかりになるシーズンではあったんじゃないかと思う。


村田修一
1 .270 20本 80打点→×(.236 12本 39打点)
2 15併殺以下→○(13併殺)

昨季不振だった村田だが、今季は昨季をさらに下回る成績となった。とくにひどかったのは得点圏打率で、驚異の.171。今季100打席以上立っている巨人の選手の中では一番低かった。また15併殺以下はクリアしているものの、これはほぼ全試合出場すると考えたときのもので、村田は今季2度の離脱があって103試合の出場にとどまり、規定打席にも届かなかった。そう考えるとやっぱり併殺は多い。あとは昨季まで安定していた守備も、失点につながるミスが多かった。来季は相当頑張らないとレギュラー確約はないだろう。


坂本勇人
1 .300 or 20本→×(.269 12本)

坂本も今季は連続出場が途切れ、昨季より成績を落とすシーズンとなった。ただ他の選手がもっと不振だったので、相対的には奮闘していた。あとはとにかく守備が良くなったのが大きい。キャプテンとしてはかなり頑張っていたんじゃないかと思う。まあ、やっぱりもう少し打率は上げてほしいところだけど。


大田泰示
1 二軍落ちなし→×
2 10本塁打→×(1本)

昨季終盤に結果を残し、今季は一軍定着、さらにスタメン奪取が期待されていた大田だったが、開幕前にケガをして出遅れ。4月の終わりに一軍昇格してからは好調だったが、徐々に成績は下がり、立岡にポジションを奪われることに。ホームランも昨年を下回る1本に終わった。ただそれでも、プロ入り後最多の出場機会を得ており、本当に少しずつながら前に進んではいる。来季こそ一軍定着を果たしてほしい。


ということで、打者で挙げた5人で期待通りの成績を残したのは0。しかもほとんどが、期待された成績を大幅に下回るという残念なものとなった。またここに挙げた以外にも、橋本や長野といった選手が不振。巨人打線は1年中貧打に苦しむこととなった。唯一期待を上回ったのが立岡で、シーズン中盤から1番に定着してブレイク。規定には到達しなかったものの打率は3割を超えた。唯一の希望だったといってもいい。

今季優勝を逃したのは9割方この打撃陣の不振のせいであり、来季は全体的な打線の底上げが絶対的に必要。原監督のほか村田打撃コーチも退任するようだが、代わりに来るコーチが優秀であることを切に望む。あとは、阿部、村田といったところは不振ではなくて年齢による衰えという可能性もあるので、若手に出てきてほしい。

タグ:巨人 野球
posted by K at 23:13 | Comment(0) | 巨人〜2015 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする