2016年07月14日

平成28年名古屋場所 5日目●琴奨菊

5日目 ●御嶽海(押し出し)琴奨菊○

立ち合いはほぼ互角。御嶽海は琴奨菊に差されたりまわしを取られることはなかったものの、自分も万全の体勢ではなく、相手を押し込むことができない。そうして御嶽海が引いたところを琴奨菊がついていき、押し出し。4連敗同士の対戦は大関に軍配が上がった。

序盤は良かった。相手の形にさせずに、一気に攻め込まれることがなかった。今場所はここまで自分から引くことがなかったので、そういう意味では引いてしまったのは残念ではあるけども、ただ「どうしてそこで引く」という場面ではなく、どちらかと言えば「引かざるを得なかった」場面だったと思うので仕方ないかなとも思っている。引かざるを得ない状況まで持っていった大関が一枚上手だったということではないだろうか。

序盤5日間が終わって5連敗。1つでも勝ちが拾えないかなと思っていたが、やはり横綱・大関はそう甘くない。おそらく本人的にも想定内ではないかと思う。「良い経験」とポジティブにとらえられているのも、下を向くよりずっと良い。肉離れも今のところそこまで影響なさそうだし、なんとか千秋楽まで取りきってほしい。

明日の相手は大関・照ノ富士。照ノ富士はモンゴル出身の24歳。他の横綱・大関6人が全員30歳を超えている中で1人だけ飛び抜けて若く、御嶽海とも1つしか違わない。非常に順調に番付を上がり、昨年、関脇2場所目となる夏場所で12勝3敗の成績を挙げ優勝。三役経験2場所で大関に昇進し、一躍次の横綱の有力候補となる。しかしその後はたび重なるケガに見舞われ、先場所は千秋楽まで出場したものの、3日目から1度も勝てず2勝13敗と、大関の連敗記録を更新する不名誉な場所となった。かど番として迎えた今場所は今日敗れたものの4勝1敗と、上々のスタートを切っている。照ノ富士はとにかく大きい。身長は193センチ、体重は186キロで横綱大関陣の中ではいちばん大きい。御嶽海は大きい相手、重い相手を苦手としているが、今日松鳳山が照ノ富士相手にやったように、中に入って有利の体勢になれば可能性も出てくるか。横綱大関戦で1つでも勝てれば大きな自信になるはずなので、残り2人にも全力で当たっていってほしい。

タグ:御嶽海 相撲
posted by K at 23:04 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする