2018年01月25日

平成30年初場所 12日目●隠岐の海

12日目 ●御嶽海(突き出し)隠岐の海○

立ち合いは互角。御嶽海が隠岐の海の体を起こしてから引くが、隠岐の海はこれにしっかりとついていく。御嶽海は回り込みながらなおも引くが、隠岐の海は落ちることなくついていき、最後は突き出し。御嶽海は泥沼の5連敗となった。

まさに泥沼にはまっている感じ。今日もほとんど押し込まないうちから引いてしまい、相手にしっかり対応された。荒鷲戦あたりまではまだ相撲は悪くないように見えたが、この2日間は本当に内容が悪い。今日はまだ五分だったし、御嶽海であればもっと押し込むことはできたと思うのだが、引いてしまう。あそこで引いて決まる確率が相当低いのはよくわかってるはずなのだが、やっぱり早く勝ちたいと思ってしまうのかなあ。

これで7連勝からの5連敗。しかもこの5連敗はすべて平幕相手である。過去に御嶽海は休場を除くと5連敗が1度、6連敗が2度あるが、それはいずれも横綱・大関戦を含むものだった。今はかなり深刻な状況だ。残り3日は横綱・大関戦となる。10勝どころか勝ち越しも怪しくなってきてしまったが、もう1度自分の相撲を見つめ直して、気持ちを切り替えて残り3日に臨んでほしい。

明日の相手は横綱・鶴竜。過去の対戦は2勝3敗で、直近の対戦では御嶽海が押し出しで勝利している。ただし、その直近の対戦は昨年の夏場所と少し前になる。鶴竜はその夏場所から4場所連続の休場(途中休場含む)し、今場所は進退をかける場所となっていたが、初日から好調で10連勝。進退問題は消滅し、このまま優勝かと思われた。しかし昨日玉鷲に敗れて初黒星となると、今日は遠藤に敗れ連敗。内容も急に悪くなってしまっている。過去の対戦は内容も悪くはない。まず組んでしまうと鶴竜の相撲になるので突き放していきたい。そしてあとは鶴竜が引くまで我慢すること。この2日間御嶽海は我慢ができていない。苦しいところを自分の力で乗り越えて、まずは勝ち越しを決めたい。

過去の対戦
28名 ●御嶽海(寄り切り)鶴竜○
28九 ●御嶽海(押し出し)鶴竜○
29初 ○御嶽海(押し出し)鶴竜●
29春 ●御嶽海(下手出し投げ)鶴竜○
29夏 ○御嶽海(押し出し)鶴竜●


優勝争いは先ほど書いたように、10日目まで先頭を走っていた鶴竜が連敗。一方、鶴竜との全勝対決で敗れた栃ノ心はその後再び白星を重ね、今日まで1敗をキープ。12日目にしてついに単独トップに立った。1敗が栃ノ心、2敗が鶴竜、3敗が高安となっている。数字上4敗にもまだ優勝の可能性はあるが、まあ3人に絞られたと言ってもいいだろう。そして、栃ノ心はすでに2人との直接対決だけでなく、三役以上との対戦もすべて終わっている。鶴竜が残り御嶽海、高安、豪栄道と、高安が荒鷲、鶴竜、御嶽海との対戦を残していることを考えると栃ノ心が有利である。ただ、これから栃ノ心には優勝のプレッシャーがかかってくる。経験したことがないであろうプレッシャーの中で残り3日、自分の相撲を取れるか。まずは明日、好調な逸ノ城との対戦に注目。鶴竜はとにかく1つ勝てば自分を取り戻せると思うので、明日勝つことだろう。逆に明日、今泥沼の御嶽海に負けると非常に厳しくなる。高安は全部勝って、そのうえで栃ノ心が2つ負けないといけないのでなかなか厳しい状況だ。

タグ:御嶽海 相撲
posted by K at 23:57 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする