2018年01月26日

平成30年初場所 13日目○鶴竜

13日目 ○御嶽海(押し出し)鶴竜●

立ち合い、鶴竜は張り差しに来る。御嶽海は立ち合いで鶴竜の体を起こすと、左は喉輪をしながら一気に押していく。鶴竜が体勢を整える間もなく、力強く土俵の外まで押し出し。御嶽海は会心の相撲で連敗脱出、7場所連続の勝ち越しを決めた。

この相撲だけを見たらどっちが横綱かわからないというくらい、横綱に何もさせない、完璧な相撲だった。「横綱相手にこの相撲ができるならどうしてもっと早くできなかったんだ」と、おそらくほぼ全員が思っているかと思うが(私もそう思う)、考えるに、今日のこの状況だからこそこういう力が出せたんじゃないかと思う。つまり5連敗によって優勝の可能性はなくなり、相手は格上の横綱。そしてその横綱も調子を崩している、こういった状況によって開き直って相撲が取れたのかなと思う。ただ、今後はこの力を常に発揮できるようにならなければいけない。7連勝中はできていた。あとは良い流れが途切れた時に立て直す力だ。

今日の会心の勝利によって悪い流れは断ち切れたと思う。そして、まだ10勝の可能性は残っている。残り2日、相手はいずれも大関だが、ここで勝ってこそ大関取りに挑む資格があるのだと思う。力を出し切ってほしい。

明日の相手は豪栄道。過去の対戦は2勝5敗だが、先場所は叩き込みで御嶽海が勝利した。豪栄道は今場所、初日から4連勝と良いスタートを切ったものの、その後失速。7勝6敗とまだ勝ち越しが決まっていない。千秋楽は過去大きく負け越している鶴竜戦なので、明日絶対に勝ち越しを決めるつもりで来るだろう。御嶽海はとりあえずまわしは取られないようにしたい。あとはとにかく今日見せた前に出る姿勢を貫くこと。勝って10勝に望みをつなぎたい。

過去の対戦
28名 ●御嶽海(上手出し投げ)豪栄道○
28九 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○
29初 ○御嶽海(寄り切り)豪栄道●
29夏 ●御嶽海(下手投げ)豪栄道○
29名 ●御嶽海(押し出し)豪栄道○
29秋 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○
29九 ○御嶽海(叩き込み)豪栄道●

優勝争いは上で書いたように鶴竜が敗れ3敗。1敗で単独トップを走っていた栃ノ心は逸ノ城をがっぷり四つから寄り切り1敗を維持。3敗の高安は荒鷲を吹っ飛ばし(大げさではなく本当に吹っ飛ばした)3敗を維持。これにより栃ノ心と鶴竜・高安の間に2差がついた。明日、栃ノ心が勝てば、栃ノ心の初優勝が決まる。鶴竜と高安は明日直接対決なので、栃ノ心が敗れると優勝は千秋楽に持ち越しとなる。栃ノ心は明日松鳳山戦、千秋楽はすでに勝ち越している遠藤、魁聖あたりと当たることになりそうだが、好調な逸ノ城を真っ向勝負で破ったので、なんだかこのままいきそうな気がするなあ。平幕優勝ならば約6年ぶり、春日野部屋力士の優勝は初代栃東(元大関栃東、現玉ノ井親方のお父さん)以来46年ぶり(このときも平幕優勝)、そしてジョージア出身の力士としては初優勝となる。歴史を作れるか。

タグ:御嶽海 相撲
posted by K at 23:47 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする