2020年03月08日

令和2年春場所 初日、2日目の取組が決定

8日に初日を迎える春場所の初日・2日目の取組が発表され、西3枚目の御嶽海は初日に炎鵬、2日目に阿炎との対戦が組まれた。

2場所連続負け越し中の御嶽海にとって、今場所は勝ち越しがまず何よりの目標になる。1日でも早く勝ち越して、勝ち越した時に初めて10勝を意識するくらいでもいいと思う。三役以上が少ないためこの位置でも総当たり圏内となるが、勝ち越す実力はある。ケガの状態がどうなっているかにもよるが、まずは序盤戦を良い形で勝って波に乗っていきたい。

初日の相手は炎鵬で、いきなり楽しみな一番が組まれた。炎鵬とは初顔合わせとなる。炎鵬は現在25歳。白鵬の内弟子として角界に入るといきなり3場所連続優勝。さらに幕下も幸運にも助けられわずか2場所で通過し、史上最速タイとなる6場所での新十両昇進を果たした。新十両の場所では4勝11敗と大きく負け越したが、そこから1年間勝ち越しを続け、昨年夏場所で新入幕。その場所は7勝8敗で負け越したが、その翌場所からまた4場所連続勝ち越しを続け、今場所は自己最高位の西5枚目まで上がってきた。最新のプロフィールで168cm、99kgという小柄な体で大きな力士に挑み、勝つ姿が大人気の力士である。いろんな技術を持っているので、多くの力士にとってはやりにくい相手だろうと思う。御嶽海としては中に入られるのは避けたい。相手をよく見て、しっかり正面に据えて落ち着いてとることができれば、圧力は御嶽海のほうが上なので有利な状況を作っていけると思う。


今場所は極めて珍しい場所になった。まず、世界中で流行している新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今場所は無観客で行われることとなった。完全無観客で行われる本場所は史上初となる。そしてもう1つ、先場所豪栄道が大関陥落が決まったことで引退したため、今場所は大関が貴景勝1人となった。大関は東西に最低1人ずついなければならないとされているため、西横綱の鶴竜が番付では「横綱大関」と記載されることになった。横綱大関については過去に例があり、38年ぶりとなる。

このような異例な場所となる中で、まず注目は朝乃山だろう。先々場所は小結で11勝、先場所は関脇で10勝しており、今場所が大関取りの場所となる。目安となる3場所33勝には12勝が必要で、12勝すればほぼ間違いなく大関昇進となるだろう。1人大関という状況を考えると32勝や31勝でも内容次第では可能性がある。とはいえ2ケタは最低条件だと思われるので、序盤の取りこぼしはできない。

先場所幕尻優勝を果たした徳勝龍は、西17枚目から西2枚目へジャンプアップ。上位総当たりの場所に挑む。また最後まで優勝を争った正代は関脇に返り咲き。今場所10勝できれば、大関候補に本格的に名乗りを上げることになる。なお初日は正代ー徳勝龍という先場所優勝を争った2人の直接対決がいきなり組まれた。

優勝争いは、正直まったくわからない。先場所徳勝龍が優勝し、すべての力士に優勝の可能性があることを証明した。たとえば新入幕の琴ノ若がいきなり優勝する可能性だってもちろんある。とはいえ、万全ならばやはり横綱・大関の3人が中心になるだろう。4場所連続途中休場中の鶴竜は、今場所こそはある程度の結果が求められるが、序盤を切り抜けられるか。また無観客開催が力士にどのような影響を及ぼすかにも注目だ。力士にコロナウイルスの感染者が出たら本場所は中止になるとしているが、どうか最大限気をつけて、15日間本場所をやり切ってほしいと思う。

タグ:相撲 御嶽海
posted by K at 01:51 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする