2016年01月24日

大関・琴奨菊が初優勝

今日まで行われた大相撲初場所で、大関・琴奨菊が同じく大関の豪栄道を下し、14勝1敗の成績で初優勝を果たした。

琴奨菊は少し前から調子が良くなったなというのはなんとなく感じていた。結婚したからなのかなと思っていたのだが、今日のインタビューによるとそれに加えて半年前からやっているトレーニングが合っているらしい。まあ、ひとつコレっていうことではなくて、いろいろが組み合わさっての今場所だったんだろうと思う。

今場所はとにかく内容が素晴らしかった。負けた豊ノ島戦も含めて自分の相撲が貫けたと思う。豊ノ島戦で敗れてから立て直したのも見事だった。

今回の優勝は琴奨菊の初優勝であると同時に、日本出身力士にとって2006年初場所の栃東以来、ちょうど10年ぶりの優勝となった。日本出身力士となっているのは、帰化して日本人になったモンゴル出身の旭天鵬が2012年夏場所に優勝しているからである。それにしても10年、長かった。なにしろ、栃東が最後に優勝した時点で白鵬はまだ1度も優勝していない。それだけ前のことである。

2006年の主な出来事
・第1次安倍内閣が発足
・ホリエモン逮捕
・この年のヒット曲「Real Face」「純恋歌」「宙船」など
・プレイステーション3、Wii発売
・トリノオリンピックで荒川静香が金メダル、「イナバウアー」が流行語大賞
・サッカーワールドカップ決勝でジダンが頭突き
・野球の新庄、サッカーの中田英寿が引退
・芦田愛菜ちゃん1歳(栃東優勝時点)
・寺田心くんまだ生まれてない

とりあえずこれでどれくらい前のことかというのが分かると思う。というかむしろこれが書きたいがためにこの記事を書いている。この間、朝青龍が10回、白鵬が35回、日馬富士が7回、鶴竜が2回、琴欧洲、把瑠都、旭天鵬、照ノ富士が1回優勝しているが、日本出身力士はどうしても手が届かなかった。重い重い扉をついに琴奨菊が開けた。見てる側としてもこれだけ間が空いてしまうとどうしても日本人を応援してしまうし、その分優勝をわずかの差で逃した時の落胆も大きかったので、琴奨菊が優勝してくれたことで今後しばらくはそういうことからも解放されて、こっちももう少し気楽に見られるようになるのではないだろうか。

しかし琴奨菊本人はまだまだ気楽にはなれない。今場所優勝したことで、来場所は綱取りとなる。理事長や審判部長はこれまでの安定感の無さから内容を求められると言っていたが、それでも来場所も優勝ならば結局は横綱昇進となるのではないかと思われる。たとえ11勝とかでも。まあ、横綱が複数休場するとかになった場合はまた変わってくるだろうが。問題は優勝を逃した場合。14勝すればたぶん上がるだろう。13勝・12勝だとその推移による。初日から連敗して早々に優勝争いから脱落とかしたら見送られる可能性もあるが、千秋楽まで優勝争いをした場合は世論も盛り上がるので上がる可能性はある。11勝以下だと優勝でない限りはもう1場所ということになるのでは。

まだ終わったばかりだが、来場所にも期待が膨らむ。その一方で、個人的には来場所こそ稀勢の里に期待したい。というのも、来場所の大関陣は以下のようになる。

琴奨菊←綱取り
稀勢の里
豪栄道←かど番
照ノ富士←かど番

このように、稀勢の里がいわばいちばん注目度の低い大関になる。稀勢の里が優勝できないのはここ一番での弱さであり、それはプレッシャーに起因していると思われる。しかし、稀勢の里が期待されていた「日本出身力士の優勝」は今場所琴奨菊が果たした。来場所はプレッシャーから解放されて本来の力を出してくれるのではないかと期待している。また今場所は4勝11敗と散々だった豪栄道。今日は琴奨菊との対戦で勝っても負けても地獄という大変な一番だったと思うが、よくぞ逃げずに向き合ったと思う。豪栄道にもまだ終わってもらっては困るので、来場所は逆襲を期待したい。

最後に、琴奨菊優勝おめでとう、そしてありがとう。

タグ:相撲 琴奨菊
posted by K at 23:45 | Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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