2017年01月20日

平成29年初場所 13日目●蒼国来

13日目 ●御嶽海(寄り切り)蒼国来○

立ち合い、いきなり蒼国来が御嶽海の前まわしを取るが、これは御嶽海が切る。御嶽海は離れて取ろうと蒼国来を押し込むが、再び左まわしを取られる。御嶽海も蒼国来の前まわしを取って四つにならないようにとするが、最後は右で前まわしも取った蒼国来が寄り切り。御嶽海は4敗目となり、わずかに残っていた今場所の優勝の可能性も消滅した。

蒼国来にまわしを取られたらいけないというのは御嶽海もしっかりわかっていて、序盤は対策をしっかり取れていた。一度は取られたまわしも切ったし。それでも結局取られてしまうのは何なんだろう、相性なのかな。実際御嶽海は苦手だと思っているみたいだし、逆に蒼国来もたぶん得意と思っているだろうし。この苦手意識をなくすには蒼国来に勝つことが必要だけど、短所を消して勝つ(=四つに組んでも取れるようになる)べきか、長所を伸ばして勝つ(=さらに突き押しを磨いて絶対にまわしを与えないようにする)べきか。四つで勝てるようになれば一番いい気がするんだけど、テレビ中継の解説の親方はみんな突き押しを磨けって言ってるし後者の方がいいのだろうか。

10勝はお預けとなったが、まだ2日残っている。11勝すれば三賞の可能性も高まるし、もう一度気を引き締めてあと2日頑張ってほしい。

そして明日だが、楽しみな一番が組まれた。相手は北勝富士。初顔合わせとなるが、それもそのはず。北勝富士は御嶽海と同い年であり、そして御嶽海と同じく平成27年春場所が初土俵の同期である。北勝富士をはじめとするほとんどの力士たちは前相撲から取ったのに対し、御嶽海はアマチュアで2冠を獲って幕下10枚目格付出でデビューし、その後も一気に幕内まで上がったためにこれまで同期との対戦はなかったのだが、ついに追いついてきた。このスピードで御嶽海と対戦するところまで来たことからも分かるように北勝富士もアマチュア時代から相当な実力者で、大学2年時に学生横綱となっている。しかし大学中退はせず、そして4年時に幕下付出資格を得られるタイトルを獲れなかったために前相撲からのスタートとなった。4年時に北勝富士の学生横綱を決勝で阻んだのが御嶽海である。北勝富士は下の名前である「大輝」をしこ名にしてデビューし、あっという間に十両昇進。十両も2場所で通過し、先場所新入幕とともにしこ名を「北勝富士」に。先場所は9勝、今場所もすでに8勝で勝ち越しを決めており、前相撲の場所を除くとデビュー以来11場所連続の勝ち越しとなっている。同じく同学年・同期の宇良も来場所には新入幕となりそうで今後は同期との対戦も増えそうだが、とにかく楽しみ。御嶽海としては同期ではあるが幕内力士としては先輩だし、番付も上。勝ちたいところだろう。

タグ:御嶽海 相撲
posted by K at 23:59 | Comment(2) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
(コメント入れてばかりですみません)
北勝富士と御嶽海の関係性を学習させていただいていたので
御嶽海と北勝富士、両者の気持ちを想像して

今日の一番は気が引き締まる思いで見ていました。

なんとも言えない取り組みでした。。

次世代を盛り上げる
同期の大関、同期の横綱として
大いに盛り上げていって欲しいです。

そのスタートとなる一番だったと思います。
Kさんにはいつも感謝しております⭐︎
Posted by tssj at 2017年01月21日 21:37
>tssjさん
コメントありがとうございます。
今日は御嶽海の完勝でしたかね。ここまでの経験の差が活きたと思っています。
この世代は宇良もいますし、数年後にはこの世代が相撲界の中心になっていてもおかしくないと思っています。切磋琢磨していってほしいです。
Posted by K at 2017年01月22日 00:00
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