2020年03月18日

令和2年春場所 10日目○遠藤

10日目 ○御嶽海(押し出し)遠藤●

立ち合い、遠藤は右で張って、そのまま右で前まわしを取る。対する御嶽海はのど輪で遠藤の体を起こすと、素早く全身を使って押し込み、さらにのど輪。遠藤がつかんでいた前まわしを切り、回り込もうとする遠藤を逃さずに押し出し。御嶽海は連勝で3場所ぶりの勝ち越しを決めた。

速さと力強さが両方出た素晴らしい相撲だった。遠藤が先に前まわしを取ったが、お構いなしとばかりに圧力をかけて押し込み、のど輪でまわしを切って一気に勝負をつけた。今場所は相手に逆転を許さないようにしっかり攻め切れていると思う。

初優勝した場所に次ぎ、2度目の優勝をした場所と同じ10日目での勝ち越し。しかも今日で三役以上との対戦が終わった。これは期待したくなる。優勝もまだ見えている位置にいるし、もう一つの目標として三役復帰もある。現時点で北勝富士の1枠が空くのは確実で、今後朝乃山の大関昇進などがあるとさらに空く可能性もある。単純な計算だと9勝すれば上がれる星ではあるが、他の力士との星の兼ね合いもあるので、1勝でも多く積み上げておきたい。

明日の相手は大栄翔。過去の対戦は7勝3敗(幕内では7勝2敗)で、先場所は寄り切りで御嶽海が勝利した。先場所新小結で7勝8敗と惜しくも負け越した大栄翔。今場所は東筆頭となり、初日から3連敗したが、4日目から怒涛の7連勝で勝ち越しに王手をかけている。しかもこの7連勝はすべて決まり手が押し出しと、持ち味を存分に発揮している。押し相撲同士でやりにくくはないと思うが、勢いに乗っている危険な相手だ。ただ調子の良さなら御嶽海も負けてはいない。引かないようにだけ気をつけてほしい。

過去の対戦
27名 ●御嶽海(押し出し)大栄翔○ ※十両
28春 ○御嶽海(引き落とし)大栄翔●
29夏 ○御嶽海(押し出し)大栄翔●
30夏 ○御嶽海(押し出し)大栄翔●
31春 ○御嶽海(押し出し)大栄翔●
元夏 ○御嶽海(押し出し)大栄翔●
元名 ●御嶽海(突き出し)大栄翔○
元秋 ○御嶽海(突き落とし)大栄翔●
元九 ●御嶽海(寄り切り)大栄翔○
2初 ○御嶽海(寄り切り)大栄翔●


優勝争いは大きく動いた。白鵬が阿武咲に敗れ今場所初黒星。これで全勝がいなくなり、1敗で白鵬と碧山、2敗で鶴竜、朝乃山、御嶽海、隆の勝という形に変わった。ここから白鵬、鶴竜、朝乃山は直接対決があるので、こうなると3敗にも可能性が出てくるか。ちなみに現時点の3敗は大栄翔、宝富士、千代大龍、石浦、琴ノ若の5人。

タグ:相撲 御嶽海
posted by K at 01:07 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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