2020年08月02日

令和2年7月場所 14日目○琴恵光

14日目 ○御嶽海(掬い投げ)琴恵光●

立ち合いで攻め込んだのは御嶽海。琴恵光を押し込むが、押し切れずに引く。琴恵光は右を差し、御嶽海の体を起こし有利な体勢を作る。琴恵光は左上手を取って一気に攻め込むが、御嶽海は土俵際で琴恵光の右腕を抱え込みながら逆転の掬い投げ。御嶽海は11勝目を挙げ、優勝争いに踏みとどまった。

今日も相手に良い形を作られながらの勝利となった。琴恵光のペースだったし危なかったように見えたが、ただ御嶽海は前日の輝戦もそうだったけどまだ若干余裕があるように感じた。見てる我々ほどは焦ってなかったと思う。とはいえ、せっかく押し込んだのにすぐ引いちゃうのはもったいないと思うし攻め返されて危ない。明日はしないようにしてほしい。


優勝争いは、3敗の正代が1敗の照ノ富士を会心の相撲で破り、決着を千秋楽にもつれ込ませた。そして結びの一番では照ノ富士と同部屋の照強が2敗の大関朝乃山を足取りの奇襲で破って3敗に引きずりおろした。よって照ノ富士の単独トップは変わらず、朝乃山、正代、御嶽海が追う形に。そして14日目の取組終了後、千秋楽の取組が発表された。

(取組順)
照ノ富士−御嶽海(過去は照ノ富士の4勝3敗(うち不戦敗1つ))
正代−朝乃山(過去は3勝3敗)

照ノ富士はもちろん勝てば優勝。負けても優勝決定戦を勝ち抜けば優勝となる。御嶽海はここにきて自力優勝が復活。照ノ富士に勝てば優勝決定戦進出が決まり、そこを勝ち抜けば優勝となる。正代と朝乃山も全部勝つのは前提だが、その前に御嶽海が照ノ富士に勝つことが必要になる。なお決定戦になった場合は巴戦となることが確実で、幕内での巴戦は26年ぶりとなる。確かに15年くらい相撲見てて見たことないなと思っていたが、実現すれば21世紀初か…。ちなみにこのときは、横綱曙、新大関貴ノ浪、前頭12枚目の貴闘力が12勝3敗で並び、曙が優勝した。

ということで、御嶽海の千秋楽の相手は照ノ富士。過去の対戦は前述のとおり不戦勝を含んで3勝4敗だが、最後に土俵上で対戦したのは照ノ富士がまだ大関だった平成29年の夏場所で、当時とはいろいろと状況が異なる。過去の成績はあまりあてにならないだろう。ただ、過去の対戦で御嶽海が敗れた時は、腕を抱え込まれて極められることが多かった。そこだけはしっかり対策をして臨んでほしい。個人的には、もちろん優勝してほしいけど、それ以上に巴戦が見たい。なのでまず本割はなんとしても勝ってほしい。


過去の対戦
28名 ○御嶽海(押し出し)照ノ富士●
28秋 ○御嶽海(外掛け)照ノ富士●
28九 ●御嶽海(寄り切り)照ノ富士○
29初 ●御嶽海(押し出し)照ノ富士○
29春 ●御嶽海(押し出し)照ノ富士○
29夏 ●御嶽海(極め出し)照ノ富士○
29九 □御嶽海(不戦)照ノ富士■

なお、もし優勝決定戦に進んだ場合は照ノ富士のほか、朝乃山か正代とも当たることになる。今場所の対戦を見ても過去の対戦を見ても、御嶽海としては朝乃山のほうがやりやすいと思う。逆に正代が来ると、正代は本割では照ノ富士にも御嶽海にも勝っているので厳しい相手になるだろう。

照ノ富士が優勝すればおよそ5年ぶり2度目の優勝。大関から序二段まで落ち、そこから幕内まで戻ってきての優勝という史上最大の不モツ優勝となる。
朝乃山が優勝すれば6場所ぶり2度目の優勝。新大関でいきなりの優勝となるか。
正代が優勝すれば初優勝。今年初場所はあと一歩まで迫ったが、徳勝龍に優勝をさらわれた。今度こそ悲願達成となるか。
そして御嶽海が優勝すれば4場所ぶり3度目の優勝。関脇以下で3度優勝となれば史上初となる。まあこれは普通3度も優勝するころには大関以上に上がっているってことなんだろうけど…。

さあ、誰が賜杯をつかむのか。
タグ:相撲 御嶽海
posted by K at 01:00 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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