2019年09月20日

令和元年秋場所 13日目○妙義龍

13日目 ○御嶽海(押し出し)妙義龍●

立ち合いからお互いに突き合う展開に。御嶽海は妙義龍を中に入れないように激しく突っ張る。思わず妙義龍が引き、そこを一気に出た御嶽海が押し出し。御嶽海も土俵に倒れ込んだため、同体ではないかと物言いがついたが、妙義龍の足が先に出ており、軍配通り御嶽海の勝ち。御嶽海は優勝した昨年名古屋場所以来の10勝目を挙げ、優勝争いでも再び先頭に並んだ。

3連敗中と嫌な相手ではあったが、攻めの姿勢を貫いた。相手が引いたところで前に出て、前傾になりすぎてしまったために落ちてしまったが、前に出る圧力が強かったぶん、相手が先に土俵を割った。強気に攻めたのが良い結果を生んだ。

これでついに10勝目。この数場所ずっと目標にしていた数字にようやく到達した。まずは良かった。これで大関挑戦の足掛かりを作った。しかし、大関昇進の目安は3場所で33勝。つまり1場所当たり11勝が必要となる。この場所を起点とするならば、1つでも多く白星を積み上げておきたい。

明日の相手は大関・豪栄道。過去の対戦は6勝9敗(うち不戦勝が1つ)で、直近の対戦である夏場所は寄り切りで豪栄道が勝利している。今場所かど番だった豪栄道は12日目にかど番を脱出。今日は貴景勝を破って4敗を維持し、優勝争いに復活してきた。自力優勝はないものの、3年ぶりの優勝に向けて気迫十分で来るものと思われる。御嶽海は昨日、今日と立ち合いから良い流れを作れている。明日も立ち合いで勝って、突き放すかもろ差しの形になりたい。

過去の対戦 ※直近10戦
29秋 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○
29九 ○御嶽海(叩き込み)豪栄道●
30初 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○
30春 ○御嶽海(浴びせ倒し)豪栄道●
30名 ○御嶽海(送り出し)豪栄道●
30秋 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○
30九 □御嶽海(不戦)豪栄道■
31初 ○御嶽海(掬い投げ)豪栄道●
31春 ●御嶽海(送り出し)豪栄道○
元夏 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○


上記のとおり豪栄道が貴景勝を破ったため、唯一2敗だった貴景勝が3敗に後退。御嶽海、隠岐の海、剣翔と並んだ。4敗で豪栄道、朝乃山、宝富士、明生、豊山の5人が追っている。この9人には全員にチャンスがある。誰が勝ってもおかしくない。ちなみに明日は3敗同士、4敗同士の対戦はない(3敗御嶽海と4敗豪栄道の対戦はある)ため、14日目終了時点で9人が並ぶ可能性すらある。誰にも読めない優勝争いを誰が制するのか。


3敗・4敗力士の明日の取組

御嶽海(3敗)ー豪栄道(4敗)
貴景勝(3敗)ー妙義龍
隠岐の海(3敗)ー遠藤
剣翔(3敗)ー琴勇輝

朝乃山(4敗)ー友風
宝富士(4敗)ー阿炎
明生(4敗)ー大栄翔
豊山(4敗)ー阿武咲

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令和元年秋場所 12日目○栃ノ心

12日目 ○御嶽海(寄り切り)栃ノ心●

立ち合いが2度合わず、3度目の立ち合い。当たりは互角だったが、すぐに御嶽海が左を差す。栃ノ心にまわしを与えずに一気に寄っていき、最後はもろ差しの形になって寄り切り。御嶽海は9勝目で、7場所ぶりの2ケタ勝利に王手をかけた。

もっと突き放す形になるかと思っていたので差した形になったのは意外だったが、立ち合いの当たりもその後の攻めの速さも素晴らしかった。立ち合いが合わなかったことで不安もあったが、成立した立ち合いはバッチリだった。

これで10勝に王手。あと3日で1つ勝てばようやく2ケタ勝利に手が届く。残りの相手は、明日は妙義龍と発表されており、まだ豪栄道、遠藤との対戦がないので残り2日はその2人だろう。14日目が豪栄道、千秋楽が遠藤になると思われる。

ということで、明日の相手は妙義龍。過去の対戦は2勝3敗で、実は妙義龍が3連勝中。直近の対戦である春場所は寄り切りで敗れた。今場所西6枚目の妙義龍は、7日目の隠岐の海戦で肉離れとなり、中日から休場。その後11日目から再出場しており、ここまで6勝4敗2休。3連敗中ということで、平幕の中でも嫌な相手と組まれたが、10勝を決めるならば明日だと思う。明日負けると残り2人が大関・小結ということで変にプレッシャーがかかる。明日決めたい。

過去の対戦
28春 ○御嶽海(寄り切り)妙義龍●
30秋 ○御嶽海(押し出し)妙義龍●
30九 ●御嶽海(寄り切り)妙義龍○
31初 ●御嶽海(押し出し)妙義龍○
31春 ●御嶽海(寄り切り)妙義龍○


優勝争いは、2敗だった明生が3敗の隠岐の海に敗れて後退。もう1人の2敗である貴景勝はあっさり勝利し2敗をキープ。そしてこれで10勝目となり、来場所の大関復帰を決めた。貴景勝が単独トップ、3敗で御嶽海、隠岐の海、明生、そして宝富士と剣翔の5人が追う。番付、そして内容を見ても、貴景勝が絶対的に有利なのは間違いない。大関復帰を決めたのが、プレッシャーから解放されてさらに強くなるのか、気が抜けすぎて弱くなるかで変わってくるが、大事なのは明日の豪栄道戦だろう。貴景勝が勝てば優勝をぐっと引き寄せるが、豪栄道が勝つと4敗にもチャンスが出てくる。豪栄道自身も4敗で、明日勝たなければ優勝が完全になくなる。今場所を大きく左右する一番になるだろう。また、今日御嶽海に敗れた栃ノ心は7敗目となり、勝ち越しに向けて後がなくなった。残り3日間で3連勝しない限り、来場所は関脇転落となる。まだ豪栄道戦も残っている中で大逆転を起こせるか。

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2019年09月19日

令和元年秋場所 11日目●竜電

11日目 ●御嶽海(押し出し)竜電○

立ち合いは互角。差そうとする竜電に対し、御嶽海は突き放す。徐々に御嶽海が押し込んでいくが、竜電は下からあてがいながら耐え、隙をついて右を入れ、抱え込むような形になる。御嶽海は離れようとするが、そこを攻めた竜電が押し出し。御嶽海は3敗目となり、優勝争いから一歩後退した。

一気に押し切ることができない中で、それでも攻める姿勢は良かった。ただ、背の高い竜電のほうが下から手が出ていて、それが押し切れない原因にもなったし、最後に中に入られてしまう原因にもなった。御嶽海は下からの突き押しが持ち味なので、それをもっと徹底しなければいけないということだろう。

明日の相手は大関・栃ノ心。過去の対戦は3勝8敗で、栃ノ心が3連勝中。直近の対戦である夏場所では寄り切りで敗れている。その夏場所で10勝を挙げて大関に復帰した栃ノ心だが、先場所は1勝もできずに途中休場。かど番の今場所も連敗スタートとなり、ここまで5勝6敗。厳しい戦いが続いている。長いリーチでまわしを取られてしまうため御嶽海が苦手としている相手だが、今場所の状態であれば乗り越えなければいけない相手だと思う。まわしを取られたら終わりなのは今場所も変わらないので、立ち合いで勝って突き放し、一気に勝負を決めるくらいのつもりで行ってほしい。

過去の対戦 ※直近10戦
28名 ●御嶽海(寄り切り)栃ノ心○
29名 ●御嶽海(寄り倒し)栃ノ心○
29秋 ○御嶽海(寄り切り)栃ノ心●
30初 ●御嶽海(吊り出し)栃ノ心○
30春 ●御嶽海(肩透かし)栃ノ心○
30夏 ●御嶽海(寄り切り)栃ノ心○
30秋 ○御嶽海(寄り切り)栃ノ心●
30九 ●御嶽海(寄り切り)栃ノ心○
31春 ●御嶽海(上手投げ)栃ノ心○
元夏 ●御嶽海(寄り切り)栃ノ心○


2敗で5人が並んだ優勝争いは、御嶽海のほかに朝乃山と隠岐の海が敗れて3敗に後退。貴景勝と明生は勝利し、この2人がトップとなった。3敗の宝富士と剣翔はともに勝利し、3敗は5人。貴景勝は大関復帰となる10勝に王手をかけた。明日は過去負けたことのない妙義龍が相手。明日まず大関を決めて、そのまま優勝へと向かうか。
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2019年09月17日

令和元年秋場所 10日目●玉鷲

10日目 ○御嶽海(叩き込み)玉鷲●

立ち合いで踏み込んだのは玉鷲。御嶽海は下からあてがって応戦するが、引いてしまい、玉鷲に攻め込まれる。勝負を決めようと一気に攻め込む玉鷲に対し、御嶽海は回り込みながら凌ぎ、突っ込んできた玉鷲をかわしながらの叩き込み。御嶽海が髷をつかんだのではないかと物言いがついたが、つかんでいないという判定で軍配通り御嶽海の勝ち。御嶽海は10日目で勝ち越しを決め、優勝争いでもトップに並んだ。

内容としてはあまり良くなかった。立ち合いやや遅れたように見えたし、その後も引いたところで玉鷲に攻められた。ただそれでも体が動いているので回り込めたし、最後も叩き込みがうまく決まった。今場所はこういう内容的にはいまいちな一番でも勝てているのが大きい。

10日目での勝ち越しは、幕内では自身2番目の早さ。1番は優勝した昨年名古屋場所で無傷の勝ち越しだったが、それに次ぐ早さとなる。そして、ここにきて優勝争いで先頭に並んだ。残り5日間で、まだ豪栄道、栃ノ心、遠藤との対戦を残しているが、これは期待もしたい。

明日の相手は竜電。過去の対戦は1勝2敗で、先場所は押し出しで御嶽海が勝利した。新三役だった先場所は4勝11敗と跳ね返された竜電。今場所は西5枚目でここまで5勝5敗。先場所は勝ったものの、通算成績ではまだ負け越している相手。先場所のように突き放していければ理想的だが、竜電は差しに来るだろう。どう対処するか。

過去の対戦
30九 ●御嶽海(寄り切り)竜電○
元夏 ●御嶽海(押し出し)竜電○
元名 ○御嶽海(押し出し)竜電●

この馬で1敗だった隠岐の海、明生がともに敗れて2敗に後退。一方で2敗だった御嶽海、貴景勝、朝乃山はそろって勝ったため、10日目にして2敗で5人が並ぶ大混戦となった。3敗は宝富士、剣翔の2人で、4敗に豪栄道、遠藤など7人がいる。こうなると番付上位の両関脇と朝乃山が有利に思える。中でも朝乃山はすでに三役以上との対戦が終わっているため、残り5日は平幕戦のみ。両関脇はまだ大関2人と、小結1人との対戦を残しているので、個人的には朝乃山が若干有利かなと思っている。1日ごとにどんどん情勢が変わっていきそうなので、目が離せない。

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2019年09月16日

令和元年秋場所 9日目○友風

9日目 ○御嶽海(押し出し)友風●

立ち合いは互角。友風が押しで御嶽海をのけ反らせるが、御嶽海は下がらず、友風が少し引いたところで攻め込む。ここで御嶽海も一度引こうとするが、すぐに攻めに転じ、押し込んで押し出し。初顔合わせとなった友風に勝利し、勝ち越しに王手をかけた。

途中一瞬引きかけたが、そこで相手に攻められる前にまたすぐ前に出るようにしたのが良かった。友風も基本的には突き押しの力士なので、先輩として力を見せつけた形になった。

明日の相手は玉鷲。過去の対戦は18勝2敗で、御嶽海が現在10連勝中。先場所は押し出しで勝利した。ともに幕内上位に定着している2人は3年前の秋場所から19場所連続での対戦となる。今場所は玉鷲が東4枚目に落ちており、対戦するかどうかギリギリの位置だったが、上位に休場者が相次いでいるため今場所も組まれた。玉鷲はここまで5勝4敗で、うち2つが不戦勝となっている。得意中の得意という相手だが、明日は勝ち越しのプレッシャー、そして優勝争いに加わるプレッシャーもある。逆にここをあっさりと勝てれば乗っていけるかもしれない。自分の相撲を貫いて、一発で勝ち越しを決めたい。


過去の対戦 ※直近10戦
30初 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●
30春 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●
30夏 ○御嶽海(引き落とし)玉鷲●
30名 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●
30秋 ○御嶽海(叩き込み)玉鷲●
30九 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●
31初 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●
31夏 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●
元夏 ○御嶽海(叩き込み)玉鷲●
元名 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●

優勝争いは、先頭を走っていた隠岐の海が初黒星。1敗の明生は勝ったため、1敗で2人が並んだ。2敗で御嶽海、貴景勝、朝乃山の優勝経験者3人が追う。この2敗の3人はそれぞれ直接対決が終わっている。逆に1敗の2人は直接対決がまだなく、番付の差から1敗勢との対戦もまだない。これからどんな取り組みを組んでくるかも含め、目が離せない面白い優勝争いになりそうだ。

タグ:相撲 御嶽海
posted by K at 20:24 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする