2019年07月21日

令和元年名古屋場所 14日目●鶴竜

14日目 ●御嶽海(寄り切り)鶴竜○

立ち合い、踏み込んだのは鶴竜。まわしを取ろうとする鶴竜に対し、御嶽海はのど輪のような形で突き放そうとするが、鶴竜は離れず、しっかりまわしを取ると一気に寄り切り。御嶽海は抵抗できず6敗目となり、今場所も10勝には届かなかった。

完敗だった。まず立ち合いで当たり負けていたし、そこからの攻めの速さも鶴竜に圧倒された。鶴竜が昨日負けたことで今日どうなるかと思っていたのだが、非常に集中していた。強かった。

明日、千秋楽の相手は志摩ノ海。幕内だけではなく十両以下でも対戦がなく、完全な初顔合わせとなる。志摩ノ海は今場所の5日目に誕生日を迎えた30歳。学生相撲で活躍して角界入りし、初土俵からわずか8場所で幕下の西4枚目という十両目前の位置まで番付を上げたが、その場所で大怪我をして長期休場を余儀なくされ、序の口まで転落。そこからまた番付を上げて3年前に新十両。その後はまた幕下に落ちていたものの、昨年から十両に定着し始めると、今年の初場所、春場所と連続で十両優勝を果たして先場所新入幕。先場所も10勝を挙げて敢闘賞を受賞し、今場所は西6枚目。そして今場所も8勝とすでに勝ち越しを決めている。御嶽海が幕下付け出しでデビューしたときは志摩ノ海(当時は濱口)も近い番付にいたが、対戦はなかった。タイプとしては御嶽海と同じ突き押しで、御嶽海よりも少し小柄。どちらかと言えば相性は良い相手じゃないかと思われるが、とにかく自分の相撲で勝って、良い形で場所を終えたい。


優勝争いは、まず2敗だった照強が北勝富士に敗れて脱落。鶴竜は勝利したが、結びで登場した白鵬が琴奨菊に敗れて2敗目。これにより、1敗鶴竜、2敗白鵬と差がついた状態で千秋楽の直接対決を迎えることになった。対戦成績では白鵬が大きくリードしているものの、優勝のためには本割、決定戦で連勝する必要があるため簡単ではない。鶴竜が7場所ぶりの優勝を果たすか、それとも白鵬が逆転優勝を飾るのか。明日すべてが決まる。

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2019年07月19日

令和元年名古屋場所 13日目○琴奨菊

13日目 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●

立ち合い、当たるとすぐに御嶽海がもろ差しになる。琴奨菊は上手を取ったが、四つの形になるために巻き替えようとする。御嶽海はそこを一気に寄って寄り切り。力強い相撲を見せた御嶽海が2場所連続の勝ち越しを決めた。

何も言うことがない素晴らしい相撲だった。今場所は相性の良い阿炎、大栄翔に負けていたので、今日の琴奨菊戦もちょっと心配していたのだが、心配を吹き飛ばすような勢いの良さだった。

明日の相手は横綱・鶴竜。過去の対戦は5勝6敗で、先場所は押し出しで鶴竜が勝利した。昨年夏場所以来の優勝を狙う鶴竜は、今場所12日目まで全勝。これは自身初のことであり、初の全勝優勝もあるかと思われたが、今日13日目に初顔の友風にまさかの不覚を取り初黒星。残り2日で白鵬と並んだ。優勝に向けて並々ならぬ気合で来ると思われるが、逆に気合を入れすぎるくらいで来てくれた方が隙ができるかもしれない。立ち合いで優位に立って、鶴竜を焦らせることができればチャンスはある。明日勝って、10勝に望みをつなげたい。ちなみに千秋楽の相手はまだわからないが、優勝争いにまだ残っている照強、すでに10勝を挙げている友風あたりになるんじゃないかと思われる。

過去の対戦 ※直近10戦
28九 ●御嶽海(押し出し)鶴竜○
29初 ○御嶽海(押し出し)鶴竜●
29春 ●御嶽海(下手出し投げ)鶴竜○
29夏 ○御嶽海(押し出し)鶴竜●
30初 ○御嶽海(押し出し)鶴竜●
30夏 ●御嶽海(叩き込み)鶴竜○
30秋 ●御嶽海(寄り切り)鶴竜○
31初 ○御嶽海(押し出し)鶴竜●
31春 ○御嶽海(送り出し)鶴竜●
元夏 ●御嶽海(押し出し)鶴竜○


優勝争いは前述のように鶴竜が敗れ、白鵬は勝ったため1敗で両者が並んだ。優勝争いが千秋楽にもつれるのは確実となり、相星で当たるか、差がついて当たるかで大きく変わってくるが、直接対決では白鵬が大きく勝ち越していること、また14日目の相手も鶴竜がほぼ五分の御嶽海なのに対し、白鵬は相性が非常に良い琴奨菊戦であることを考えると白鵬が有利になったか。2人を追いかける2敗は照強1人で、優勝はこの3人に絞られた。照強は幕尻のためまだ上位戦が組まれておらず、明日西筆頭の北勝富士と対戦。千秋楽は御嶽海や、同じく好成績の友風あたりと組まれるかもしれない。

タグ:相撲 御嶽海
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令和元年名古屋場所 12日目●白鵬

12日目 ●御嶽海(寄り切り)白鵬○

最初の立ち合いが不成立となり、2度目の立ち合い。白鵬がすぐに上手を取って寄っていくが、御嶽海ももろ差しとなり、土俵中央に戻る。どちらも決め手を欠いて長い相撲となったが、徐々に御嶽海の腰が高くなってきたところで白鵬がじりじりと寄り、御嶽海も抵抗しようとするものの最後は寄り切り。白鵬が1敗を維持し、御嶽海は5敗目となった。

立ち合いであっという間に上手を取られてしまったが、そこからは粘った。というか体勢はもろ差しの御嶽海のほうがよかったのだが、それでも勝てなかった。白鵬が焦って攻めたりしてくれればそこに隙もできたかもしれないが、そこはさすが横綱、慎重に、確実に勝つように攻められた。今日の相撲を見て思ったのは、御嶽海が白鵬に勝つには絶対に止まってはいけないということだ。勢いで一気に行くしかない。

明日の相手は琴奨菊。過去の対戦は10勝4敗で、このところ御嶽海の3連勝中。先場所は寄り切りで勝利した。今場所は東5枚目の琴奨菊は、ここまで6勝6敗。まだまだ元気なベテランだが、相性は良い相手。勝つときはもろ差しになることが多く、明日もそれを狙っていくだろうか。明日勝ち越しを決めておきたい。

過去の対戦 ※直近10戦
29春 ●御嶽海(寄り切り)琴奨菊○
29夏 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
29名 ○御嶽海(叩き込み)琴奨菊●
29秋 ○御嶽海(掬い投げ)琴奨菊●
29九 ○御嶽海(掬い投げ)琴奨菊●
30初 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
30春 ●御嶽海(掬い投げ)琴奨菊○
30夏 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
30名 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
元夏 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●

タグ:相撲 御嶽海
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2019年07月18日

令和元年名古屋場所 11日目○明生

11日目 ○御嶽海(寄り切り)明生●

立ち合い、激しくぶつかった両者。明生は前まわしを取り、御嶽海はもろ差しの形になるが、明生が巻き替えて左四つの形になる。寄る明生に対し、御嶽海は体を入れ替えて明生を出そうとするが、これは明生が足を掛けて残す。明生が再び攻めようとしたところで御嶽海がまた体を入れ替えて、そのまま寄り切り。御嶽海は連敗を止め、勝ち越しに王手をかけた。

明生は左四つを得意とする力士で、そういった相手に左四つでがっぷり組んでしまったのはまずかったんじゃないかと思うが、御嶽海も長く上位を務めたことで四つに組んでもそれなりに取れる力がついてきたのだろう。明生がそれほど大きな力士じゃないのも良かったと思うが、四つ相撲の力士に四つ相撲で勝ったのは成長だと思う。

明日の相手は横綱・白鵬。過去の対戦は3勝8敗(うち不戦勝が1つ)で、直近の対戦である春場所は寄り切りで白鵬が勝利している。2場所ぶり、令和初の優勝を狙う白鵬は初日から8連勝。9日目に逸ノ城に敗れたが、そこから連勝し、星1つの差で鶴竜を追っている。御嶽海は土俵上では2度白鵬に勝っているが、その2度はいずれもその場所全勝中だった白鵬に勝っており、相手の調子が良くても関係ない。大関がいなくなり、御嶽海には優勝争いを面白くする期待がかかっている。明日勝てば今場所の10勝も見えてくるし、一発やってやるという強い気持ちで臨んでほしい。

過去の対戦 ※直近10戦
28九 ●御嶽海(寄り切り)白鵬○
29初 ●御嶽海(寄り切り)白鵬○
29春 □御嶽海(不戦勝)白鵬■
29夏 ●御嶽海(上手投げ)白鵬○
29名 ○御嶽海(寄り切り)白鵬●
29九 ●御嶽海(寄り切り)白鵬○
30夏 ●御嶽海(上手投げ)白鵬○
30秋 ●御嶽海(寄り切り)白鵬○
31初 ○御嶽海(押し出し)白鵬●
31春 ●御嶽海(寄り切り)白鵬○


2敗だった高安が、中日に痛めた肘の影響で今日から休場。今日は白鵬戦が組まれていたが、白鵬は不戦勝となった。これで4大関がまさかの全滅となった。高安は勝ち越しているが、栃ノ心、豪栄道は来場所かど番、貴景勝は来場所関脇に転落し、大関復帰を目指すことになる。

優勝争いは全勝鶴竜、1敗白鵬は変わらず。2敗は友風、照強の2人となった。大関がいなくなったことで、今場所も終盤の取組の組み方が難しそうだが、先場所の経験を活かしてほしいところ。

タグ:相撲 御嶽海
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2019年07月16日

令和元年名古屋場所 10日目●大栄翔

10日目 ●御嶽海(突き出し)大栄翔○

立ち合いで低く当たったのは大栄翔。御嶽海はいなして体勢を立て直し、今度は自分から攻めるものの押し切れない。御嶽海が引くと今度は大栄翔が突っ張りで攻勢。御嶽海は下からあてがおうとするが、大栄翔が突き切って突き出し。御嶽海は痛恨の連敗で4敗目となった。

大栄翔がとにかく最後まで攻め切った。御嶽海も同じように攻め続けていれば、地力ではまだ上回っているはずなのだから勝てるんじゃないかと思うのだが、そこで攻めきれなかった分、心の強さで今日は大栄翔が上回ったと思う。いなして御嶽海から攻めたところまでは勝機はあった。あそこで我慢できていれば…。

中日まで成績も内容も非常に良い形で来ていたのに、阿炎、大栄翔とこれまで幕内で負けたことがなかった相手に連敗となり、今場所もまた嫌な流れになってしまった。だが、まだ5日残っている。すべて勝てば11勝になる。心が折れるにはまだ早い。

明日の相手は明生。幕内では初対戦となるが、過去に対戦したことはある。前回当たったのは平成27年春場所の初日。この場所は御嶽海が幕下10枚目付け出しでデビューした場所であり、つまり明生は御嶽海がプロで初めて相撲を取った相手だった。このときは寄り切りで御嶽海が勝ち、プロとしての一歩を踏み出した。御嶽海はもちろん期待の高い力士だったが、明生もこのときまだ19歳であり、期待の力士の1人だった。その後一気に番付を上げた御嶽海に対し、明生は少しずつ番付を上げていき、昨年名古屋場所に新入幕。そこでは負け越して一度十両に落ちたものの、その次の秋場所から5場所連続勝ち越しで今場所は東4枚目まで番付を上げてきた。横綱とも当たった今場所は2勝8敗とすでに負け越しが決まっているが、まだ23歳と今後に期待がかかる力士の1人である。ちなみに明生は本名(ただし苗字ではなく名前)である。明生は四つ相撲なので、離れて取りたい。

過去の対戦
27春 ○御嶽海(寄り切り)明生● ※幕下

タグ:相撲 御嶽海
posted by K at 23:58 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする