2019年05月20日

令和元年夏場所 9日目○北勝富士

9日目 ○御嶽海(押し出し)北勝富士●

立ち合いは互角。北勝富士ののど輪で御嶽海の体がのけ反ったが、御嶽海は下から押して応戦。北勝富士が引いたのに乗じて前に出て、そのまま一気に押し出し。御嶽海は同学年のライバルを退け、6勝目を挙げた。

押し相撲同士の真っ向勝負で勝つのは見ていて気持ちいい。単純なパワーは互角ではないかと思うが、今日に関しては御嶽海のほうが下から押すことができたので、北勝富士を引かせることができた。でもちょっとタイミングや判断を間違えればやられる力を持っているし、今後もライバル関係は続いていきそう。

明日の相手は栃ノ心。御嶽海にとっては最後の三役以上との対戦となる。過去の対戦は3勝7敗で、先場所は上手投げで栃ノ心が勝利した。2場所連続の負け越しで関脇に転落した栃ノ心だが、大関復帰をかけて臨んだ今場所はここまで好調。8勝1敗とすでに勝ち越しを決め、大関復帰となる10勝まではあと2勝。優勝争いでも鶴竜、朝乃山と並んでトップに立っている。ただ、昨日初黒星を喫し、今日は貴景勝の休場により不戦勝で相撲を取らなかった。これが吉と出るか凶と出るか。もし1日休みがあったのが悪いほうに出れば、御嶽海にもチャンスが広がる。非常に相性の悪い相手だが、勝てば10勝が見えてくる。とにかく捕まらないようにしたい。

過去の対戦
28夏 ○御嶽海(押し倒し)栃ノ心●
28名 ●御嶽海(寄り切り)栃ノ心○
29名 ●御嶽海(寄り倒し)栃ノ心○
29秋 ○御嶽海(寄り切り)栃ノ心●
30初 ●御嶽海(吊り出し)栃ノ心○
30春 ●御嶽海(肩透かし)栃ノ心○
30夏 ●御嶽海(寄り切り)栃ノ心○
30秋 ○御嶽海(寄り切り)栃ノ心●
30九 ●御嶽海(寄り切り)栃ノ心○
31春 ●御嶽海(上手投げ)栃ノ心○


昨日再出場した貴景勝は1日で再休場ということになった。まあ、出続けたとしてもあの感じだと勝ち越しは厳しいだろうし、ケガが悪化するリスクを考えれば休むのはしょうがない。しかし再出場の判断が甘かったというのは言われても仕方ないだろう。今日の相手の栃ノ心が不戦勝になったので、優勝争いにも多少影響を与えてしまったし。今度こそしっかり治してから出てきてほしい。

優勝争いは、1敗の鶴竜、栃ノ心、朝乃山がいずれも勝利。2敗で炎鵬、琴恵光が追いかける形となっている。これから上位同士の対戦が始まるので、3敗までだったらまだ可能性は残っているかなと思う。炎鵬は新入幕でこの成績、素晴らしいと思う。目標にしている技能賞獲得も見えてきている。

タグ:相撲 御嶽海
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2019年05月19日

令和元年夏場所 8日目●豪栄道

8日目 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○

立ち合いはほぼ互角。御嶽海はいきなり豪栄道に左上手を取られるが、構わずに前に出る。しかし豪栄道はこれを凌ぎ、上手を引いて寄っていきそのまま寄り切り。御嶽海は連勝がストップし、5勝3敗で前半戦を終えた。

立ち合いの当たりは決して悪くなかったように見えたが、いきなりまわしを取られてしまったのが痛かった。それでも構わずに出ていったときは勝機もあったように見えたが、やっぱりまわしを取られると厳しいということか。ただそれはそれとして、どうしても1個だけ言いたい。

伊之助さんどいて!

明日の相手は北勝富士。過去の対戦は5勝4敗(不戦敗1つ)で、先場所は押し出しで北勝富士が勝利した。先場所新三役に昇進した北勝富士だったが、7勝8敗と惜しくも負け越し、今場所は東筆頭。ここまでは上位戦が続き3勝5敗だが、明日の御嶽海戦で三役以上との対戦はすべて終わりとなる。北勝富士が力をつけてきたことで対戦成績も拮抗してきている。御嶽海が苦手としている後半に入ってくるが、重要なのは明日。明日勝てれば連敗を回避して「今場所も中だるみか…」という流れを変えられる。真っ向勝負で勝ちたい。

過去の対戦
29初 ○御嶽海(押し出し)北勝富士●
29名 ○御嶽海(押し出し)北勝富士●
29秋 ●御嶽海(寄り切り)北勝富士○
29九 ●御嶽海(押し出し)北勝富士○
30初 ○御嶽海(押し出し)北勝富士●
30春 ○御嶽海(叩き込み)北勝富士●
30九 ○御嶽海(押し出し)北勝富士●
31初 ■御嶽海(不戦)北勝富士□
31春 ●御嶽海(押し出し)北勝富士○


優勝争いは大きく動き、全勝で来ていた鶴竜、栃ノ心がともに敗れるという波乱があった。昨日まであんなに強かったのにわからないものだ。これで優勝争いはさらに面白くなった。また今日から再出場となった貴景勝だったが、碧山の立ち合いの変化についていけず叩き込みで敗れた。まあ碧山が変化するというのも予想外だったが、貴景勝が変化に弱いイメージはないので、あんなにあっけなく落ちてしまうというのはやっぱり状態は良くないんだろうなという気はした。出続けるのか、また休むのかわからないが、今のまま出続けて目的が達成できるかというと厳しい気がする。

タグ:相撲 御嶽海
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2019年05月18日

令和元年夏場所 7日目○碧山

7日目 ○御嶽海(押し出し)碧山●

立ち合い、もろ手突きで当たった碧山が叩くが、御嶽海は冷静に対応。前に出ていくが、碧山はこれを回り込んで凌ぐ。一度御嶽海が引いたところを碧山の反撃にあうが、今度は碧山が引き、そこを攻めた御嶽海が押し出し。苦手な巨漢力士を破り、3連勝となった。

途中引いてしまうところもあったが、基本的には相手の押しに負けず前に出る相撲ができた。体は碧山のほうがだいぶ大きいのだが、圧力は御嶽海のほうが上で、碧山は防戦一方のように見えた。上位で長く戦ってきた経験だろう。

明日、中日の相手は大関・豪栄道。過去の対戦は6勝8敗(うち不戦勝1)で、先場所は送り出しで豪栄道が勝利した。先場所は12勝3敗の好成績を残した豪栄道だったが、今場所はここまで4勝3敗と不調。まだ関脇以上との対戦を残す中で、平幕相手に3敗を喫している。御嶽海は勝った一番でも豪栄道に立ち合いで負けていることが多い。立ち合いで勝って有利な状況を作りたい。

過去の対戦 ※直近10戦
29名 ●御嶽海(押し出し)豪栄道○
29秋 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○
29九 ○御嶽海(叩き込み)豪栄道●
30初 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○
30春 ○御嶽海(浴びせ倒し)豪栄道●
30名 ○御嶽海(送り出し)豪栄道●
30秋 ●御嶽海(寄り切り)豪栄道○
30九 □御嶽海(不戦)豪栄道■
31初 ○御嶽海(掬い投げ)豪栄道●
31春 ●御嶽海(送り出し)豪栄道○


7日目を終えて全勝は鶴竜と栃ノ心の2人に。2人とも結果だけでなく内容も良く、簡単に負けそうには見えない。直接対決まで全勝となってもおかしくない。まあ栃ノ心はまずは10勝だろう。そして、明日から貴景勝が再出場ということになった。正直、不安のほうが大きい。勝ち越しまでは8日間であと5勝しなければならず、まだ三役以上との対戦が6日間残っている。もちろん、出場すればケガが悪化するリスクも高まる。最悪の場合、悪化して再度休場し、来場所かど番となってしまう可能性だってある。それでも出てくるのを決めたということは、それだけ自信があるのだろう。そこは貴景勝の判断を信じたい。まずは明日、どんな相撲を取るのか注目。

タグ:相撲 御嶽海
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2019年05月17日

令和元年夏場所 6日目○琴奨菊

6日目 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●

立ち合い、御嶽海は当たると同時にもろ差しとなり、一気に寄る。琴奨菊は一度は凌ぎ、反撃の隙をうかがうが、御嶽海が攻め続けて寄り切り。御嶽海が連勝で4勝目を挙げた。

もろ差しになるのを狙った立ち合いだったと思うのだが、それが完璧に決まった。そこからの攻めも速く、迷いがなかった。相性のいい琴奨菊相手だからというのもあるかもしれないが、自信をもって取っているように見えた。

明日の相手は碧山。小結同士の対戦となる。過去の対戦は1勝2敗で、直近の対戦は叩き込みで碧山が勝っているが、これは平成29年の秋場所で2年近く前のものとなる。碧山はその2年前の秋場所と次の九州場所で休場があったのもあり、一時は十両に落ちた。その後もなかなか上に戻ってこられなかったが、先場所12勝の好成績を挙げ、平成27年初場所以来、4年以上ぶりに三役に返り咲いた。今場所はここまで1勝5敗。本場所でやるのは久しぶりだが、同じ一門なので場所前の稽古などではよく顔を合わせているはずで、したがって特徴もよくわかっているだろう。御嶽海にとっては苦手な巨漢力士だが、逸ノ城戦でやったような下からの突き押しを徹底したい。あとはとにかく引かないことだろう。

過去の対戦
28初 ●御嶽海(突き出し)碧山○
28九 ○御嶽海(押し出し)碧山●
29秋 ●御嶽海(叩き込み)碧山○

タグ:相撲 御嶽海
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2019年05月16日

令和元年夏場所 5日目○逸ノ城

5日目 ○御嶽海(押し出し)逸ノ城●

立ち合い、重い逸ノ城に対して当たった御嶽海は一瞬体が浮きそうになるが、すぐに前傾姿勢に。逸ノ城が叩こうとするのに乗じて前に出る。逸ノ城も押し返してくるが、御嶽海は下からハズ押しで逸ノ城の体を起こし、そのまま押し出し。御嶽海は連敗はせず、3勝2敗で序盤戦を終えた。

御嶽海にとって最も基本的な攻め方である下からの突き押し。これを徹底してできたのが良かった。逸ノ城はとにかく大きく重いので、もろ差しになっても逆に抱え込まれてしまう恐れもある。そうなるのを避けるために、差さずにハズ押しで攻めたのは正解だったと思う。良い内容だった。

これで序盤戦が終了し、3勝2敗。5日間のうち4日が自分より番付が上の相手との対戦であることを考えれば、まずまず良いスタートになったと思う。1つの目標として10勝というのがあると思うが、今場所の場合、大関以上に2勝2敗、関脇・小結に2勝1敗、平幕に6勝2敗でいければ届く計算になる。これは御嶽海にとっては難しい数字ではないはずなので、10勝を狙ってほしい。もちろん、まずは勝ち越しだけど。

明日の相手は琴奨菊。過去の対戦は9勝4敗で、直近の対戦である昨年名古屋場所は寄り切りで御嶽海が勝利した。琴奨菊はその名古屋場所での休場もあってしばらく番付を下げていたが、先場所、西8枚目で11勝を挙げ、今場所は西筆頭まで番付を戻してきた。その今場所は初日に高安を破るなど、ここまで2勝3敗。しばらく対戦がなかったが、相性は良い相手なので、ここは勝っておきたい。

過去の対戦 ※直近10戦
29初 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
29春 ●御嶽海(寄り切り)琴奨菊○
29夏 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
29名 ○御嶽海(叩き込み)琴奨菊●
29秋 ○御嶽海(掬い投げ)琴奨菊●
29九 ○御嶽海(掬い投げ)琴奨菊●
30初 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
30春 ●御嶽海(掬い投げ)琴奨菊○
30夏 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
30名 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●


昨日、御嶽海との一番で足を痛めた貴景勝は、病院に行った結果「右膝関節内側側副靱帯損傷」と診断され、今日から休場となった。新大関での休場というのは本人も残念でならないだろうが、無理して出るよりは絶対に良いと思うので、休むという決断をしてくれて良かった。まだ22歳で、これからずっとケガを抱えて戦っていくのは大変だし、治るのならば今、確実に、しっかりと治してほしい。

最大の注目であった貴景勝が不在となった夏場所。序盤戦を終えて全勝は鶴竜、栃ノ心、朝乃山の3人となった。10勝で大関復帰となる栃ノ心は内容も良く、大関に上がった1年前を彷彿とさせる姿を見せている。まだ上位とはやっていないが、10勝どころか優勝も、と感じるような強さだ。1年ぶりの優勝を狙う鶴竜も強さを見せつける相撲で、ひとまずはこの2人が引っ張っていくものと思われる。

タグ:相撲 御嶽海
posted by K at 21:55 | Comment(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする