2017年03月21日

平成29年春場所 10日目○勢

10日目 ○御嶽海(送り出し)勢●

立ち合い、御嶽海は左に動くと、勢のまわしをがっちりと掴む。そこから勢に向き直るスキを与えることなく体を寄せ、そのまま送り出し。意表を突く相撲で、星を五分に戻した。

対勢は2連勝中で、今場所の勢はすでに負け越しも決まっている。そんな中での一番だったので、普通の立ち合いでも御嶽海有利だったと思うし、ほんとは立ち合いでしっかり当たって勝つのが良いんだけど、まあ最近はこういう立ち合い変化もしてなかったし、自分のやりたい相撲をやって勝ったというのは良いんじゃないかと思う。どうせなら明日(横綱戦)やったほうが良かったような気もしないでもないが、本人もちゃんと考えているのだろう。親方には怒られる気がするけど。それにしても毎回言ってるけど御嶽海は変化が上手い。御嶽海の二番後で貴ノ岩が高安相手に変化しても勝てなかったように、変化したからといって勝てるわけではないのだが、御嶽海はちょくちょくやっているのに、これまで変化した一番は完璧に勝っている。やるタイミングが良いんだろうな。今日もたぶん誰もやるとは思わなかったし。

中盤戦が終わって5勝5敗。中日は3勝5敗だったが、連勝で五分に戻した。これで勝ち越しも見えてきた。残りの相手は、番付の上から当たるとすれば日馬富士、豪風、蒼国来、貴ノ岩、宝富士。三役以上はあと日馬富士だけで、あとの4人のうち宝富士以外は黒星が先行している。蒼国来は御嶽海が苦手にしている相手だが、この5人と当たるならば勝ち越しは十分狙えると思う。個人的には「御嶽海が勝ち越す確率≒琴奨菊が大関復帰する確率」だと思っている。まだ安心はできないが希望が見えてきている感じ。

明日の相手は横綱・日馬富士。明日が今場所最後の横綱戦となる。過去の対戦は1勝2敗で、先場所御嶽海が初勝利。記念すべき初金星の相手となっている。日馬富士は先場所途中休場。今場所は復帰したが、すでに3敗と好調とは言えない。御嶽海は、まずまわしを与えないこと。先場所は勝ったが、過去3度の対戦はいずれも当たってすぐに上手を取られている。立ち合いをしのぎ切れば、御嶽海にも勝機はあると思う。

過去の対戦
28名 ●御嶽海(寄り切り)日馬富士○
28九 ●御嶽海(寄り切り)日馬富士○
29初 ○御嶽海(寄り切り)日馬富士●

春場所全体を見てみると、全勝は横綱・稀勢の里と関脇・高安の田子ノ浦部屋の2人。1敗で大関・照ノ富士と平幕の栃煌山が追いかけている。2敗はおらず、鶴竜、日馬富士の両横綱などが3敗にいるが、現時点で3敗だとまあ優勝は絶望的だろう。とにかく田子ノ浦連合が強い。特に高安が絶好調で、今日は立ち合いの変化にも素早く対応した。同部屋の場合優勝決定戦以外では対戦しないので、全勝同士の同部屋の優勝決定戦というのもあながち無くはないというレベルになってきている。両横綱と照ノ富士がこの勢いを止められるか、残り5日間注目だ。

タグ:相撲 御嶽海
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2017年03月20日

平成29年春場所 9日目○正代

9日目 ○御嶽海(寄り切り)正代●

立ち合いは互角。正代がもろ差しを狙うが御嶽海はこれを防ぎ、下から押していく中で逆に御嶽海がもろ差しの形に。そのまま寄り切って御嶽海が勝利。御嶽海は後半戦白星スタートを切った。

今日は良い相撲だった。相手がやりたいことをさせずに、自分の形にして勝った。下から攻めるという基本がちゃんとできていた。ライバルの正代にこの勝ち方ができたのは大きい。これで良い流れになったと思う。正代には初顔から3連敗していたこともあったが、今はもう五分以上で臨めそうだ。

明日の相手は勢。過去は2度対戦し、いずれも御嶽海が勝っている。最後に対戦したのは昨年の秋場所で、半年ぶりの顔合わせとなる。勢は今場所ここまで1勝8敗。白鵬に勝利して金星を挙げたものの、その一番で勢自身も右腕を痛めてしまったようで、すでに負け越しが決まっている。過去の対戦成績や今場所の勢の調子を考えても、明日勝って、五分の星で終盤戦に行きたい。捕まらなければ勝てるはず。

過去の対戦
28名 ○御嶽海(寄り切り)勢●
28秋 ○御嶽海(寄り切り)勢●

タグ:御嶽海 相撲
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2017年03月19日

平成29年春場所 8日目●照ノ富士

8日目 ●御嶽海(押し出し)照ノ富士○

立ち合いで当たるとすぐ、照ノ富士が御嶽海の左腕を極める。御嶽海はこれを嫌がり離れようとするが、そこを一気に出てきた照ノ富士に押し出された。御嶽海は3勝5敗で後半戦へ臨むことになった。

御嶽海は照ノ富士相手に初顔から2連勝したのだが、それによって照ノ富士にガッツリ対策をされているような気がする。先場所も腕を極められて不利になった。もろ差しは御嶽海の得意の形だが(今日やろうとしたのかはわからないけど)、よっぽどうまくいかないと今回のようになってしまう。照ノ富士には攻め方を変えた方がいいかもしれないな。

中日が終わって3勝5敗。先場所が良すぎたというのもあるが、今のところ順調とは言えない。3勝のうち1勝は不戦勝だし。完敗というわけではなく、見どころはある相撲が多いだけに逆に精神的に辛いところはあるかもしれない。相撲を取って勝ったのは3日目が最後だが、立ち合いはそこから良くなっているので、まず1つ勝って流れを良くしたい。三役以上との対戦はあと日馬富士と正代だけなので、まだ勝ち越しの可能性は十分残っている。とにかくまず1勝。

明日の相手は正代。幕下時代から対戦しているライバルで、これまでの対戦は2勝4敗。幕内に限れば2勝2敗で、先場所は御嶽海が寄り倒しで勝っている。正代は今場所ここまで3勝5敗。初日に白鵬、3日目に豪栄道を破っている。ライバルに勝って後半戦の良いスタートを切りたい。

過去の対戦
27夏 ●御嶽海(下手投げ)正代○ ※幕下
27秋 ●御嶽海(寄り倒し)正代○ ※十両
28初 ●御嶽海(寄り切り)正代○
28春 ○御嶽海(寄り切り)正代●
28名 ●御嶽海(寄り切り)正代○
29初 ○御嶽海(寄り倒し)正代●

タグ:相撲 御嶽海
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2017年03月18日

平成29年春場所 7日目●稀勢の里

7日目 ●御嶽海(寄り切り)稀勢の里○

立ち合いで激しく当たった両者。御嶽海は右をおっつけながら稀勢の里を押し込むが、その中で稀勢の里に左下手を取られてしまう。その後、さらに右上手を取られて稀勢の里万全の体勢に。こうなってしまうともうどうしようもなく、巻き替えを試みるもその間に寄り切られ勝負あり。新横綱に初黒星をつけることはできなかった。

立ち合いから押し込むなど、見せ場もあったにはあったが、稀勢の里はまったくあわてなかった。攻め方は悪くなかったはずだが、そこから勝ちに持っていけるだけの力が足りなかったという感じだろうか。あとは、やっぱり稀勢の里が強い。今場所は新横綱の場所で大変なはずなのだが、ものすごく落ち着いている。以前の稀勢の里と違う。

明日の相手は大関・照ノ富士。今場所は豪栄道が休場となったため、この照ノ富士戦が今場所唯一の大関戦となる。過去の対戦は2勝2敗。ここのところは照ノ富士が連勝中。照ノ富士は先場所4勝11敗と負け越し、今場所はかど番だが、今場所は初日から好調。ここまで6勝1敗で、かど番脱出はもちろんのこと、久々に優勝争いの期待もかかっている。相手の調子は良いが、御嶽海もここ2日立ち合いが良くなってきている。明日勝って、五分で後半戦に行きたい。

過去の対戦
28名 ○御嶽海(押し出し)照ノ富士●
28秋 ○御嶽海(外掛け)照ノ富士●
28九 ●御嶽海(寄り切り)照ノ富士○
29初 ●御嶽海(押し出し)照ノ富士○

タグ:御嶽海 相撲
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2017年03月17日

平成29年春場所 6日目●琴奨菊

6日目 ●御嶽海(寄り切り)琴奨菊○

立ち合いで激しくぶつかった両者。すぐに左四つの形になる。御嶽海は前に出ようとするものの、左四つは琴奨菊が得意とする形。体を活かした寄りに耐えきれず寄り切り。御嶽海は3勝3敗の五分となった。

立ち合いは決して悪くなかった。立ち遅れることなく踏み込めていたし、重い琴奨菊相手に互角の圧力を見せていたと思うが、そこから琴奨菊の得意な左四つになってしまった。御嶽海も以前から成長して、四つ相撲の力もついてきたとは思うが、それが相手の得意な形だとまだ厳しい。ましてや相手は先場所まで大関だった琴奨菊だし。

明日の相手は横綱・稀勢の里。過去の対戦は0勝3敗。どんどん善戦できるようにはなってきているが、まだ勝つまでには至っていない。稀勢の里は先場所悲願の初優勝を果たし、横綱に昇進。場所前は相当なプレッシャーがあるのではないかと言われていたが、ここまでは危なげなく6連勝。他の横綱が崩れていく中で横綱の役割を果たしている。現在、稀勢の里と同部屋の高安も6連勝としており、今場所は「田子ノ浦部屋の場所」になりつつある。高安には勝てなかった御嶽海だが、稀勢の里に勝って場所を面白くできるか。今日のように捕まってしまうと厳しいので、勝つには突き放すか、中に入って一気に行くかというところだろう。

過去の対戦
28名 ●御嶽海(寄り切り)稀勢の里○
28九 ●御嶽海(寄り切り)稀勢の里○
29初 ●御嶽海(寄り切り)稀勢の里○
タグ:御嶽海 相撲
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