2017年03月10日

平成29年春場所 初日、2日目の取組が決定

12日に初日を迎える大相撲春場所の初日、2日目の取組が発表され、東小結の御嶽海は初日に横綱・鶴竜、2日目に松鳳山との取組が組まれた。

予想通り初日は横綱戦。御嶽海は東小結なので、西横綱の鶴竜と組まれた。鶴竜とのこれまでの対戦成績は1勝2敗。先場所は4日目に対戦し、押し出しで御嶽海が勝利している。初日の緊張感はあるだろうが、先場所勝ったというのを自信にして臨んでほしい。鶴竜も数場所に一度初日に負けることがあるし、チャンスはあると思う。

そして2日目は松鳳山。これまた嫌な相手と組まれた。過去の対戦は1勝3敗(幕内では1勝2敗)と御嶽海が苦手にしている相手の1人だ。ただ、最後に戦った昨年の名古屋場所では寄り切りで御嶽海が勝っており、苦手意識は少し薄れているはず。御嶽海もそこから成長しているので、勝ち越すためにはここは勝っておきたい。

その他、新横綱の稀勢の里は初日豪風と、大関復帰を目指す琴奨菊は横綱・日馬富士との取組が組まれた。

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2017年02月27日

平成29年春場所番付発表、御嶽海は東小結

春場所の番付が発表され、御嶽海は東小結。2場所ぶりに小結返り咲きとなった。

先場所が西筆頭で11勝。上位の成績によっては関脇昇進も十分可能性はあったが、上位が詰まっていたために小結となった。それでも一場所で三役返り咲きを果たしたのは素晴らしい。今場所の目標もまずは勝ち越しということになるだろう。先場所2ケタ勝ったからと言って今場所も勝ち越せるとは限らない。上位で2ケタ勝った後に負け越した例は過去にいくらでもある。今場所は自分より上の番付に9人いるが、勝ち越すためにはこの9人に対して4勝はしたいところ。そして大関取りの起点とするためには10勝が欲しいが、そのためには上の9人に最低でも5勝、できれば6勝以上したいところだ。先場所はまぐれではなかったと証明し、大関候補と呼ばれるようになる場所にしてほしいと思う。

御嶽海以外の力士の注目は、なんといっても新横綱・稀勢の里。日本人としては21世紀初の横綱昇進となった。期待は非常に高いが、新横綱での優勝というのは実はかなり難しく、貴乃花までさかのぼる。その前は隆の里で、その前はなんと大鵬までさかのぼる。そして年6場所制になってから新横綱の場所で優勝したのはこの3人だけである。稀勢の里は4人目となることができるか。

優勝争いは稀勢の里を含め、4横綱が中心となるだろう。先場所は鶴竜、日馬富士の2人が途中休場、白鵬も11勝にとどまったが、万全であれば4人の力がやや抜けていると思われる。2人となった大関がどこまで食らいつけるか。照ノ富士はかど番となる。

そしてもう1人の注目が琴奨菊。先場所負け越したことで2場所連続の負け越しとなり、今場所は関脇に落ちた。しかし今場所で10勝を挙げれば、大関に復帰することができる。今の琴奨菊が3場所で33勝するのは厳しく、大関に戻るチャンスは今場所だけと思われる。昨年は初場所に優勝したほか、夏場所で10勝、秋場所で9勝しているが、力を発揮できるか。

下位では、話題になっている宇良が新入幕を果たした。宇良は御嶽海や北勝富士と同期で、2人と同じく学生相撲で活躍していた。幕内でも旋風を巻き起こすことができるか。

春場所初日は3月12日。

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2017年01月22日

平成29年初場所 千秋楽○千代の国

千秋楽 ○御嶽海(掬い投げ)千代の国●

今日の一番の前に、自身初の技能賞受賞が決まっていた御嶽海。立ち合い、当たってすぐ動いた千代の国に対し、御嶽海もしっかり反応。一度組み止めて寄るが、ここで御嶽海が引き、千代の国を呼び込んでしまう。しかし土俵際で踏みとどまると、もろ差しのような形になって再び御嶽海が有利に。御嶽海が寄るが千代の国が回り込んでしのぎ、最後は投げの打ち合いとなったが、千代の国が先に手をついたため御嶽海が勝利。充実の場所を白星で締めくくった。

今場所の今までの取組と比べると、今日の一番は引いたりしたところもあってやや微妙だったかなと思うが、それでも踏みとどまる強さとそこから再び攻めに転じる速さはまさに今場所の御嶽海だった。最後の投げの打ち合いは千代の国が思わず手をついたので勝ったが、体勢を見る感じおそらく千代の国が手をつかなくても勝ててたんじゃないかなと思う。どっちにしろラッキーではあったけど。

これで今場所は11勝4敗で終えることになった。幕内では自己最多タイだが、前回11勝した時は西前頭8枚目だった。今回は上位総当たり、西前頭筆頭での11勝。成長が感じられる。今場所はとにかく攻め続けたのが良かったと思う。横綱の鶴竜戦とかもそうだったけど、自分が攻めきれないときでも前傾姿勢を崩さないことで相手に引かせて、そこを一気に出る、というのが目立った。この姿勢が技能賞につながったんだと思うが、しかしまさか技能賞とは思わなかった。三賞なら2横綱2大関を倒したので殊勲賞か、今日勝てば11勝で敢闘賞かなと思っていたが、この相撲を技術的なもので評価してもらえたのはファンとしても嬉しい。

11勝したので、来場所は小結返り咲きが確定的。期待も膨らむが、たとえばこれで大関候補だというのはまだ少し早い。上位相手に11勝したとはいえ、御嶽海はまだ今場所初めて上位総当たりで勝ち越したばかり。今場所の好成績によって周りの力士にもマークされるだろうし、今場所と同じ成績を来場所も残せるとは限らない。来場所勝ち越して、初めてその上を意識できると思うので、来場所もまずは勝ち越しを目標に頑張ってほしい。

御嶽海以外に目を向けると、優勝はすでに大きな話題となっている稀勢の里。念願の初優勝となった。今日の取組の前に、すでに横綱昇進に向けて周りが動き出していたが、今日の結びの一番で白鵬を破り、14勝1敗の好成績で場所を終えた。おそらく、数日後には第72代横綱・稀勢の里が誕生することになるだろう。誕生すれば、新横綱の誕生は鶴竜以来約3年ぶり、そして日本人横綱としては平成10年夏場所の若乃花以来約19年ぶりの新横綱となり、日本人横綱がいる場所も貴乃花がいた平成15年初場所以来となる。自分が相撲を見始めた時はすでに朝青龍の1人横綱時代だったので、日本人横綱が誕生するというのは感慨深い。この1年くらいの稀勢の里を見ていると大崩れはしないと思うが、ぜひ横綱として優勝をしてほしいと思う。

稀勢の里以外の横綱・大関陣はほぼ総崩れ。白鵬は最後まで優勝争いをしたがそれでも11勝だったし、それ以外で勝ち越したのは豪栄道のみ。途中で3人が休場し、皆勤した照ノ富士と琴奨菊は2ケタ黒星を喫した。とくに琴奨菊はこれで2場所連続の負け越しとなり、大関陥落が決定した。今場所は3横綱4大関だったのが、来場所はおそらく4横綱2大関ということになりそうだ。

上位陣が崩れたということで、関脇以下の力士には好成績も目立った。御嶽海もそうだが、高安は2横綱3大関を撃破、また負け越しはしたが荒鷲も2横綱1大関に勝利した。下位では蒼国来が12勝、貴ノ岩と逸ノ城が11勝を挙げるなど活躍し、特に貴ノ岩は14日目、初顔で白鵬を破り、結果的に稀勢の里の優勝に大きく貢献、殊勲賞も獲得した。来場所は上位に上がってきそうだ。

来場所は注目点が多数。最大の注目は新横綱(たぶん)・稀勢の里だろう。新横綱の場所はそれまでが忙しいからか、あまり好成績を残せないことが多く、現3横綱は白鵬が11勝、日馬富士と鶴竜は9勝で、いずれも優勝を逃している。稀勢の里はどうなるか。そして大関から陥落する琴奨菊は、来場所10勝を挙げれば大関に復帰することができる。今場所の相撲を見ていると厳しい道になりそうだが、昨年優勝した初場所の輝きを取り戻せるか。また照ノ富士はカド番。大関に踏みとどまれるか。下位では、今場所十両で好成績を挙げた宇良の新入幕がほぼ確実。旋風を巻き起こせるか。

番付編成会議は今週水曜日に行われ、おそらくそこで正式に第72代横綱・稀勢の里が誕生することとなる。春場所は3月12日に初日を迎える。

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2017年01月21日

平成29年初場所 14日目○北勝富士

14日目 ○御嶽海(押し出し)北勝富士●

御嶽海にとって初めての同期(=初土俵が同じ場所)との対戦。お互いに押し相撲を得意とする力士だが、立ち合いは御嶽海が北勝富士の体を突き起こす。体を起こしたところでいなして北勝富士のバランスを崩し、再び押し込む。北勝富士も反撃し押し返すが、最後は北勝富士が引いたところを御嶽海が押し出し。幕内では先輩となる御嶽海が意地を見せ、今場所10勝目、そして通算100勝目を挙げた。

お互いに負けたくない一番だったと思うしそれが内容にも出ていたが、今日は御嶽海の完勝だったのではないだろうか。立ち合いで起こして、いなしてバランスを崩し、再び押し込んで相手に引かせて押し出すまで終始御嶽海のペースだった。初土俵の場所は同じでも、北勝富士が幕内2場所目なのに対して御嶽海は8場所目。横綱・大関とも何度も当たって経験を積んだ差が今日の相撲だったのかなと思う。ただ今後差はどんどん縮まってくるはず。御嶽海もさらに力を伸ばしていきたい。

これで節目の10勝目。三役復帰に向けて大きな1勝になった。個人的には8割がた大丈夫なんじゃないかと思っているのだが(過去に前頭筆頭で10勝して三役に上がれなかった例がないので)、100%確実にするために明日も勝ちたい。

千秋楽の相手は千代の国。好調な貴ノ岩や逸ノ城あたりと組まれるかと思ったが、2人より番付が上で9勝を挙げている千代の国と当たることになった。過去には2度対戦し、2度とも御嶽海が勝っている。ちなみに先場所も千秋楽で対戦したのだが、その前の場所では初日で当たっているので、なぜか千代の国とやるのは日曜日ばっかりということに。まったくの偶然なんだけど面白い。過去に連勝していることから御嶽海としては相性は良さそうだし、千秋楽の勝率も高いので、そのデータのまま勝って場所を締めくくりたい。

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2017年01月20日

平成29年初場所 13日目●蒼国来

13日目 ●御嶽海(寄り切り)蒼国来○

立ち合い、いきなり蒼国来が御嶽海の前まわしを取るが、これは御嶽海が切る。御嶽海は離れて取ろうと蒼国来を押し込むが、再び左まわしを取られる。御嶽海も蒼国来の前まわしを取って四つにならないようにとするが、最後は右で前まわしも取った蒼国来が寄り切り。御嶽海は4敗目となり、わずかに残っていた今場所の優勝の可能性も消滅した。

蒼国来にまわしを取られたらいけないというのは御嶽海もしっかりわかっていて、序盤は対策をしっかり取れていた。一度は取られたまわしも切ったし。それでも結局取られてしまうのは何なんだろう、相性なのかな。実際御嶽海は苦手だと思っているみたいだし、逆に蒼国来もたぶん得意と思っているだろうし。この苦手意識をなくすには蒼国来に勝つことが必要だけど、短所を消して勝つ(=四つに組んでも取れるようになる)べきか、長所を伸ばして勝つ(=さらに突き押しを磨いて絶対にまわしを与えないようにする)べきか。四つで勝てるようになれば一番いい気がするんだけど、テレビ中継の解説の親方はみんな突き押しを磨けって言ってるし後者の方がいいのだろうか。

10勝はお預けとなったが、まだ2日残っている。11勝すれば三賞の可能性も高まるし、もう一度気を引き締めてあと2日頑張ってほしい。

そして明日だが、楽しみな一番が組まれた。相手は北勝富士。初顔合わせとなるが、それもそのはず。北勝富士は御嶽海と同い年であり、そして御嶽海と同じく平成27年春場所が初土俵の同期である。北勝富士をはじめとするほとんどの力士たちは前相撲から取ったのに対し、御嶽海はアマチュアで2冠を獲って幕下10枚目格付出でデビューし、その後も一気に幕内まで上がったためにこれまで同期との対戦はなかったのだが、ついに追いついてきた。このスピードで御嶽海と対戦するところまで来たことからも分かるように北勝富士もアマチュア時代から相当な実力者で、大学2年時に学生横綱となっている。しかし大学中退はせず、そして4年時に幕下付出資格を得られるタイトルを獲れなかったために前相撲からのスタートとなった。4年時に北勝富士の学生横綱を決勝で阻んだのが御嶽海である。北勝富士は下の名前である「大輝」をしこ名にしてデビューし、あっという間に十両昇進。十両も2場所で通過し、先場所新入幕とともにしこ名を「北勝富士」に。先場所は9勝、今場所もすでに8勝で勝ち越しを決めており、前相撲の場所を除くとデビュー以来11場所連続の勝ち越しとなっている。同じく同学年・同期の宇良も来場所には新入幕となりそうで今後は同期との対戦も増えそうだが、とにかく楽しみ。御嶽海としては同期ではあるが幕内力士としては先輩だし、番付も上。勝ちたいところだろう。

タグ:御嶽海 相撲
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