2017年05月27日

平成29年夏場所 14日目○勢

14日目 ○御嶽海(押し出し)勢●

立ち合いで御嶽海が突き放し、そこからもろ差しに。勢はそれを嫌がり、首投げを試みたり引こうとするものの、御嶽海には通じず。勢が引いたところを御嶽海が一気に出て押し出し。御嶽海は3場所連続の勝ち越しとなった。

御嶽海は先場所、勢に立ち合い変化して勝ったのだが、今日は自分の相撲を貫いて勝った。何の迷いもなくとにかく前に出る。見ていてとても気持ちのいい勝ち方だった。まだ負けたことのない相手だからか、自信を持ってやっているように感じた。

これで3場所連続勝ち越し。しかも3場所とも上位で取っている。本当に強くなった。今、横綱大関を除く上位でこれだけ安定して勝ち越しているのは高安、玉鷲、そして御嶽海だけであり、これからは高安の次の大関候補と呼ばれることになるだろう。そして御嶽海ならば、いずれその期待にも応えてくれると信じている。

ただ、大関の前にまずは関脇。今日勝ち越しを決めたことで来場所の関脇昇進に一歩前進したが、まだ確定ではない。現在、西小結の嘉風も8勝6敗と勝ち越しを決めている。関脇の空き枠は1なので、嘉風とこの関脇の座を争うことになる。明日御嶽海が勝てば御嶽海で決まりだが、もし明日御嶽海が敗れ、嘉風が勝つと、おそらく嘉風が関脇昇進ということになる。嘉風の明日の相手は北勝富士で、過去は1勝1敗だが、まあ嘉風が負けることは期待しない方が良いだろう。勝てば確実、ならば勝つしかない。

というわけで非常に大事な明日、千秋楽の相手は正代。今場所は対戦ないかなと思っていたが、正代が好調なため組まれた。まさに宿命のライバル。過去の対戦は御嶽海の3勝4敗だが、幕内に限ると3勝2敗で御嶽海がリードしている。正代は今場所西前頭5枚目でここまで9勝5敗であり、明日の勝敗によっては三役返り咲きの可能性が残っている。どっちにとっても負けられない一番だ。千秋楽にめっぽう強い(7連勝中、現在幕内力士で最長)御嶽海は勝って関脇を決められるか。

過去の対戦
27夏 ●御嶽海(下手投げ)正代○ ※幕下
27秋 ●御嶽海(寄り倒し)正代○ ※十両
28初 ●御嶽海(寄り切り)正代○
28春 ○御嶽海(寄り切り)正代●
28名 ●御嶽海(寄り切り)正代○
29初 ○御嶽海(寄り倒し)正代●
29春 ○御嶽海(寄り切り)正代●

タグ:御嶽海 相撲
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平成29年夏場所 13日目○遠藤

13日目 ○御嶽海(引き落とし)遠藤●

立ち合い、御嶽海は遠藤の左腕を抱え、四つの形にさせない。そこから押していって叩くが、これを遠藤がこらえ、逆襲。押し返される。しかし御嶽海は一度その動きを止めてもう一度引くと、遠藤の足がついていかず引き落とし。御嶽海は左足一本で残り、これで7勝目。勝ち越しに王手をかけた。

今場所はとにかく前に出る相撲が続いていたので、叩いて相手の逆襲を受けるというのは御嶽海らしくない相撲だったし、最後も左足一本で残るという結構危ない感じだったが、勝ってよかった。立ち合いから主導権を握ったのが良かったのかなと思う。自分の思い通りではないかもしれないが、相手にも思い通りにさせなかった。

これで7勝目。3場所連続の勝ち越しに王手をかけた。明日決めたい。そして関脇争いでは、まず豪栄道が今日勝ってかど番を脱出したため、関脇の枠が空くことが確実になった。関脇が狙える力士はまだ何人かいるが、一番のライバルは同じく小結の嘉風だろう。ここまで御嶽海と同じ7勝6敗としている。御嶽海が東、嘉風が西なので、同じ星になった場合は御嶽海が上となる。つまりあと2つ勝てば、99%御嶽海が関脇昇進となる。このチャンスを自らの力でつかんでほしい。

勝ち越しをかける明日の相手は勢。御嶽海は上位力士だとまだ隠岐の海、千代翔馬と対戦していないが、2人ともすでに負け越しが決まっているためか、明日は西前頭6枚目で9勝4敗の勢と組まれた。好調な力士と組まれるかなとは思っていたが、勢ならば御嶽海にとっては悪くない。過去の対戦は3勝0敗ですべて御嶽海が勝っている。ほぼ互角な正代や、やったことがない貴景勝あたりとやるより良いと思う。ただ内容は完勝というのはなく、先場所は立ち合いの変化で勝っている。勢もそれは覚えているだろうし、注意は必要だろう。

過去の対戦
28名 ○御嶽海(寄り切り)勢●
28秋 ○御嶽海(寄り切り)勢●
29春 ○御嶽海(送り出し)勢●

さて、優勝争いは白鵬が今日も全勝を守り単独トップ。一方1敗で追いかけていた日馬富士は2敗の高安に敗れ、2敗に後退。これで、明日白鵬が勝てば白鵬の優勝が決まることとなった。なお、白鵬の明日の相手は2敗の照ノ富士なので、白鵬が敗れると優勝争いは千秋楽に持ち越しとなる。優勝の可能性は白鵬、日馬富士、照ノ富士、高安の4人に絞られている。また高安は今日の勝利で今場所11勝目となり、大関昇進をほぼ確実とした。横綱に勝ったしたぶん文句なしだろう。今は本名のまま取っている高安だが、改名するのだろうか。その辺も含めて場所後が楽しみだ。

タグ:御嶽海 相撲
posted by K at 00:26 | Comment(2) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月26日

平成29年夏場所 12日目○琴奨菊

12日目 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●

立ち合い、まわしを取ったのは御嶽海。左四つの形にする。御嶽海は上手投げから琴奨菊を土俵際に追い込むが、ここは琴奨菊が踏ん張る。逆に琴奨菊が投げに来たところを外掛けでこらえて、足が浮いたところを寄って寄り切り。御嶽海は3連勝で星を五分に戻した。

狙っていたのか偶然なのかはわからないが、琴奨菊相手にがっつり組んで勝つとは思わなかった。ただ組んだと言っても相手にまわしは与えずに、終始御嶽海が有利な体勢を作っていたのが良かった。勝っているこの3日間は、やっぱり自分から攻めているのが良いんだろうな。

これで6勝6敗。三役以上との対戦も終わったので勝ち越しが見えてきた。そして今日琴奨菊は負け越しが決まり、高安の大関昇進も濃厚になったため、関脇の枠が空く可能性が高くなった。御嶽海は残り3日すべて勝てば、関脇昇進が濃厚となる。まずは勝ち越しだが、残り3日、頑張ってほしい。

明日の相手は遠藤。遠藤は今場所西前頭筆頭と新三役が狙える位置まで上がってきたが、ここまで5勝7敗。稀勢の里から金星を挙げているが、もう後がない状況となっている。過去の対戦は御嶽海の1勝2敗で、敗れた2回はいずれも組まれて負けている。なので個人的には突き放していくべきじゃないかと思うけど、御嶽海はどういう攻めを見せるか。

過去の対戦
28初 ○御嶽海(押し倒し)遠藤●
28夏 ●御嶽海(寄り切り)遠藤○
28秋 ●御嶽海(寄り切り)遠藤○

タグ:御嶽海 相撲
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2017年05月25日

平成29年夏場所 11日目○日馬富士

11日目 ○御嶽海(寄り切り)日馬富士●

稀勢の里の休場により、期せずして結びの一番となった今日の取組。立ち合い、今場所も日馬富士がすぐに左上手を取る。しかし御嶽海ももろ差しと悪くない形に。日馬富士は投げに来るが、御嶽海はこれを耐えると日馬富士を土俵際へ追い込む形になる。一気に攻めようとする御嶽海に対し日馬富士は体を入れ替えようとするが、ここで日馬富士の足が出てしまい勝負あり。御嶽海がここまで全勝で来ていた横綱から勝利し、5勝目を挙げた。

よくぞ勝った。今日も相手に上手は取られたのだが、こっちももろ差しになったのが良かった。そのおかげで上手投げも耐えられたんだと思うし、結果的に御嶽海のペースで相撲を取ることができた。日馬富士の足が出たのはラッキーもあるし、あそこで足が出ていなかったら負けていたかもしれないが、今日は納得いく勝ち方ができたんじゃないかと思う。

横綱に勝ったことで、一気に勝ち越しの可能性も見えてきた。11日目の時点で5勝6敗というのは先場所と同じで、先場所はここから全勝で9勝6敗まで持って行った。今場所もすでに横綱・大関戦は終了。先場所の再現を見せてほしい。

明日の相手は琴奨菊。明日が最後の三役以上との対戦となる。琴奨菊は先場所、1場所での大関復帰を1勝差で逃し、今場所も関脇に。しかし今場所は調子が上がらず、8日目の時点で1勝7敗だった。ただそこからは盛り返し、4勝7敗とまさに土俵際で残っている。過去の対戦は御嶽海の2勝3敗。先場所は琴奨菊が勝っている。四つの形になってしまうとどうしても琴奨菊の方が強いので、とにかくそうならないようにしたい。もし琴奨菊が負け越して高安が大関に昇進すると、関脇の枠が空く可能性がある(豪栄道が落ちてこないことも必要だが)。自分の力で枠をこじ開けることができるか。

過去の対戦
28名 ●御嶽海(押し出し)琴奨菊○
28秋 ●御嶽海(寄り切り)琴奨菊○
28九 ○御嶽海(肩透かし)琴奨菊●
29初 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
29春 ●御嶽海(寄り切り)琴奨菊○


稀勢の里が今日から休場し、さらに全勝だった日馬富士が敗れるなど激動だった1日。11日目を終えて、白鵬が全勝で単独トップに立った。1敗で日馬富士、2敗で照ノ富士、高安、栃ノ心、宇良が追う。白鵬が有利になったのは間違いないだろう。横綱大関戦はこれからだが、誰かが止められるか。大関取りを狙う高安は、いよいよ目安の10勝まであと1勝に迫った。まだ4日間あるためほぼ間違いないと思うが、ここまで来たら本人が狙うのは優勝だろう。白鵬戦は終わってしまったが、まだ日馬富士、照ノ富士との対戦も残っている。ここを乗り越えて、いい形で大関昇進となるか。そしてもう1人の注目は豪栄道。今場所かど番だが、6勝5敗でまだ勝ち越せていない。まだ両横綱と、好調な玉鷲との対戦が残っているが、果たして勝ち越せるのか。

タグ:御嶽海 相撲
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2017年05月24日

平成29年夏場所 10日目○千代の国

10日目 ○御嶽海(押し出し)千代の国●

立ち合いは互角。激しい突っ張りを見せる千代の国に対し、御嶽海はどっしりと構え、確実に押していく。するとたまらず千代の国が引く。これを見逃さなかった御嶽海が一気に押し出し。連敗を6で止め、一週間ぶりの4勝目となった。

今日は御嶽海本来の相撲ができた。とにかく前傾姿勢を崩さずに前に出ようとして、相手が引いたらそれに乗じて一気に押し出す。上位にはやろうとしてもなかなかこの相撲をさせてもらえなかったが、この相撲で勝ったのは気持ちもまた乗って行けるんじゃないだろうか。

明日の相手は横綱・日馬富士。今場所最後の横綱戦となる。今場所の日馬富士はここまで10戦全勝と好調で、5場所ぶりの優勝に突き進んでいる。過去の対戦は御嶽海の1勝3敗だが、勝った一番も含め、立ち合いですぐにまわしを取られている。とにかく速く、あと低い。御嶽海は下から押し上げるのが持ち味だが、日馬富士はそれよりもさらに低い。ただ、毎回やられているのは当然本人も分かっているはずなので、いろいろ考えているとは思う。それを実践できるか。

過去の対戦
28名 ●御嶽海(寄り切り)日馬富士○
28九 ●御嶽海(寄り切り)日馬富士○
29初 ○御嶽海(寄り切り)日馬富士●
29春 ●御嶽海(寄り切り)日馬富士○

タグ:御嶽海 相撲
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