2017年09月15日

平成29年秋場所 5日目○栃ノ心

5日目 ○御嶽海(寄り切り)栃ノ心●

御嶽海は立ち合いで力強く当たると、そこからいなして栃ノ心のバランスを崩す。栃ノ心はこれでは落ちなかったものの、先に攻めた御嶽海が有利な体勢を作り、がっつり組み合う前に寄り切り。御嶽海は2勝3敗で序盤戦を終えた。

今日は立ち合いから自分のペースで相撲が取れた。御嶽海の得意の形とはちょっと違ったが、相手の状態(4連敗していることやケガ)なども考えたうえで冷静にできていたんじゃないかと思う。やっぱり立ち合いさえしっかりできればいける。

序盤戦を終えて2勝3敗。今年に入ってからはずっと3勝2敗で来ていたので久々の黒星先行となったが、まだまだ巻き返しは可能だ。今場所は横綱・大関が多く休場する分平幕と多く当たるし、この3敗も横綱や大関と当たったものと考えればまあいいんじゃないだろうか。

明日の相手は琴奨菊。過去の対戦は4勝3敗で、このところ御嶽海が2連勝中。しかし先場所は立ち合い変化での勝利とあまり良い形ではなかった。琴奨菊は今場所、およそ7年ぶりに平幕の地位となったが、4勝1敗と好調。3日目には日馬富士を破り、自身初の金星を獲得した(大関昇進前も金星はなかった)。怖い相手ではあるが、逃げずに立ち向かっていってほしい。今の御嶽海なら真っ向勝負でも張り合える。

過去の対戦
28名 ●御嶽海(押し出し)琴奨菊○
28秋 ●御嶽海(寄り切り)琴奨菊○
28九 ○御嶽海(肩透かし)琴奨菊●
29初 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
29春 ●御嶽海(寄り切り)琴奨菊○
29夏 ○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●
29名 ○御嶽海(叩き込み)琴奨菊●

さて、場所は大荒れ。5日目を終えた時点で、三役以上で白星が先行しているのが豪栄道ただ1人(4勝1敗)という異常事態。本来三役以上は11人いるのだが、白鵬、稀勢の里、鶴竜が初日から、高安が3日目から休場。さらに3日連続金星配給という不名誉な記録を作ってしまった日馬富士の他、御嶽海と玉鷲が2勝3敗、かど番の照ノ富士、嘉風、栃煌山が1勝4敗となっている。日馬富士はなんだかんだで終盤上げてくるだろうとは思うのだが、序盤で3敗したのは横綱昇進後は初。1人横綱の重責もあるのだろうか。いろいろ背負わなければならず大変だと思うが、横綱が勝たないと盛り上がらない。頑張ってほしい。そしてかど番の照ノ富士は序盤で4敗と大ピンチ。横綱・大関が4人おらず、日馬富士との対戦もないとはいえ、三役以上との対戦はまだすべて残っており、かなり厳しい状況だ。琴奨菊に続いて大関陥落となってしまうのか。

そんな大荒れの場所で序盤戦の主役となったのが、幕内3場所目、まだ21歳になったばかりの阿武咲。初日に御嶽海を破って波に乗ると、嘉風、玉鷲、照ノ富士を相次いで撃破。そして今日はついに日馬富士も破り、5日目終了時点で唯一の全勝、優勝争い単独トップに立った。さすがにこのまま全勝で最後まで突っ走るとは思えないけど、今後が非常に楽しみだ。

タグ:御嶽海 相撲
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2017年09月14日

平成29年秋場所 4日目●玉鷲

4日目 ●御嶽海(押し出し)玉鷲○

立ち合い、頭から当たったのは玉鷲。そのまま一気に寄っていく。御嶽海は土俵際で投げを打ち、軍配は御嶽海に上がったが物言いがつく。スローで映像を見ると玉鷲の手よりも先に御嶽海の足が出ており、行事軍配差し違えで玉鷲の勝ち。御嶽海は9度目の対戦にして玉鷲戦初黒星となった。

玉鷲の内容は良かった。2日前に足首を痛めていたが、それが逆に一気に決める相撲になった。ただ、御嶽海が当たり負けしている感じがするのは気になる。初日から調子は悪くないように見えたんだけど、相性の良かった相手に立て続けに負けているというのはやはり調子が悪いのだろうか。立ち合いさえ良くなれば、とは思うけど。

明日の相手は栃ノ心。過去の対戦は1勝2敗で、このところ栃ノ心が2連勝中。先場所は寄り倒しで敗れた。栃ノ心は初日から横綱・大関戦が続き、ここまで4連敗。しかし今場所は大関以上が4人しか出ていなかったので(今は3人)、もう横綱・大関戦は終わっている。明日勝って2勝3敗となれば今までとほとんど変わらない成績で終わることになるので、勝って中盤戦に行きたい。とにかく四つにならないことが大事だ。

過去の対戦
28夏 ○御嶽海(押し倒し)栃ノ心●
28名 ●御嶽海(寄り切り)栃ノ心○
29名 ●御嶽海(寄り倒し)栃ノ心○

タグ:御嶽海 相撲
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2017年09月13日

平成29年秋場所 3日目○松鳳山

3日目 ○御嶽海(引き落とし)松鳳山●

松鳳山が両手を出す立ち合いを見せたが、御嶽海は間合いを詰めて松鳳山の顔を押し、体を起こす。そこですかさず引くと、松鳳山はたまらず前に倒れて決まり手は引き落とし。御嶽海が今場所の初白星を挙げた。

なんだか、この2日間やられていたことを自分がやったような、そんな感じだった。でもこういう相撲ができるということは連敗スタートでも焦らず落ち着いている証拠だと思うし、安心した。一つ勝ったことで、今後はより落ち着いて臨めるのではないだろうか。

今日から高安、宇良が休場。さらに結びでは日馬富士が敗れ、3日目にして三役以上の全勝がいなくなってしまった。前頭上位の琴奨菊、阿武咲、千代大龍が3連勝と元気なのも一因だが、こうなるともはやすべての力士に優勝の可能性があると言ってもいいだろう。だから御嶽海にもまだまだチャンスはある。とはいえ先は長いし、まずは勝ち越しを狙いたい。

明日の相手は玉鷲。過去8戦全勝ともっとも得意にしている相手である。先場所は押し出しで勝利した。先場所7場所ぶりの負け越しとなった玉鷲は小結に下がっており、ここまで1勝2敗。昨日は大関の高安に勝ったのだが、その際に足首を痛めてしまった。休場はしなかったものの、今日は伸び盛りの阿武咲に敗れている。普通に歩いているようには見えたが、まったく影響がないわけではないだろう。御嶽海はいつも通りの相撲を取ればいいと思う。

過去の対戦
27九 ○御嶽海(叩き込み)玉鷲●
28初 ○御嶽海(押し倒し)玉鷲●
28秋 ○御嶽海(寄り切り)玉鷲●
28九 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●
29初 ○御嶽海(突き出し)玉鷲●
29春 ○御嶽海(上手出し投げ)玉鷲●
29夏 ○御嶽海(掬い投げ)玉鷲●
29名 ○御嶽海(押し出し)玉鷲●

タグ:御嶽海 相撲
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2017年09月11日

平成29年秋場所 2日目●千代大龍

2日目 ●御嶽海(叩き込み)千代大龍○

立ち合い、千代大龍が強烈な当たりを見せる。そこから二、三回突いて御嶽海を起こすとすかさず叩きに来る。御嶽海はついていこうとしたものの、強烈な叩きに落ちてしまい叩き込み。御嶽海にとっては昨年名古屋場所以来の連敗スタートとなった。

相手は違うが、昨日とまったく同じやられ方でやられてしまった。まあ千代大龍のこれは必殺の形だし、過去に御嶽海自身も食らっているのでわかっていたとは思うのだが、それでもどうにもならないほどに立ち合いの威力が強烈だったのだろう。しかし2日連続同じ形で負けるというのは見てる方も悔しかったので本人は相当悔しいだろう。

今場所は出だしで思いがけずつまずいてしまったが、気持ちを切り替えたい。今場所は大荒れになっている。まだ2日目だというのに、三役以上で連勝しているのは日馬富士ただ1人。御嶽海の他、照ノ富士、嘉風、栃煌山も連敗スタートとなっている。さらに今日の相撲で高安、玉鷲、宇良が足を痛めるアクシデント。高安と玉鷲は直接対決で2人とも痛めるというとても痛々しい一番だった。高安と宇良は休場の可能性も高く、元々3横綱がいない場所からさらに人が少なくなることになりそう。だからこそ、御嶽海にもまだチャンスはある。まずは1勝して落ち着きたい。そして何よりもケガには注意してほしい。

明日の相手は松鳳山。過去の対戦は十両時代を含めて2勝3敗だが、このところ御嶽海が2連勝中。直近の対戦は今年の春場所で、御嶽海が押し出しで勝利している。ただし万全で勝ったっていう感じではない。松鳳山は初日から連勝スタートで、両小結を破っている。四つの形になると松鳳山の方が強いと思うので、突き押し勝負かもろ差しを狙っていくのが良いだろうか。

過去の対戦
27秋 ●御嶽海(掬い投げ)松鳳山○
27九 ●御嶽海(上手投げ)松鳳山○
28夏 ●御嶽海(寄り切り)松鳳山○
28名 ○御嶽海(寄り切り)松鳳山●
29春 ○御嶽海(押し出し)松鳳山●

タグ:相撲 御嶽海
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平成29年秋場所 初日●阿武咲

初日 ●御嶽海(叩き込み)阿武咲○

立ち合いで激しくぶつかった両者。より低く当たった阿武咲が御嶽海の体を起こすと、すかさず叩く。これが決まり、叩き込みで阿武咲が勝利。御嶽海は3場所ぶりの初日黒星スタートとなった。

立ち合いは御嶽海も悪くなかった。ほぼ互角だったように思うが、そこからの阿武咲が速かった。守りの叩きではなく攻めの叩きという感じで、それを食らってしまった。御嶽海は前に落ちて負けるっていうのが割と少なく、それも攻め込んでいての逆転という形が多かったので、今日のような負け方は珍しい。おそらく相当悔しさもあると思うが、それを力に変えて今場所も頑張ってほしい。

明日の相手は千代大龍。過去の対戦は御嶽海の1勝2敗で、直近の対戦では御嶽海が勝っているが、その最後の対戦はもう1年半も前であり、あまり参考にはならないだろう。千代大龍は長らく幕内下位〜十両で相撲を取っていたが、先場所10勝5敗の好成績を残し、今場所は西3枚目と3年ぶりに上位総当たりの位置まで上がってきた。初日には嘉風を破る好スタートを切っている。千代大龍も今日の阿武咲のように立ち合いが強烈なタイプだが、焦らないようにしたい。今の御嶽海ならば一気に持っていかれることはないはずなので。

過去の対戦
27九 ●御嶽海(引き落とし)千代大龍○
28初 ●御嶽海(寄り切り)千代大龍○
28春 ○御嶽海(押し出し)千代大龍●

タグ:御嶽海 相撲
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