2018年02月26日

平昌五輪 大会17日目の主な結果&予想答え合わせ

平昌五輪、大会17日目(最終日)の主な結果。

【クロスカントリースキー】
女子30キロクラシカル
10位 石田正子

日本選手で唯一最終日に登場した石田は、平昌五輪の最終種目であるクロスカントリー女子30キロクラシカルに出場。入賞まであと約13秒に迫る10位となった。石田は今回3種目に出場し、この10位が最高位。日本の女子クロスカントリーの第一人者として、いい結果で締めくくってくれたと思う。


平昌五輪は全日程を終了。日本は、金4、銀5、銅4の計13個のメダルを獲得。これは1998年の長野五輪で記録した10個(金5、銀1、銅4)を大きく上回る、冬季史上最多記録となった。

ではここで、大会前にしたメダル予想の答え合わせ。開幕前にした予想はこうだった。

【開幕前】
金3 銀5 銅3 計11
【実際の結果】
金4 銀5 銅4 計13

実は大会15日目終了時点では、色別も含めて予想とまったく同じメダル数だったので、これ当たるんじゃないかと1人で勝手にドキドキしていたが、16日目に金メダルと銅メダルが積み重ねられ、見事に外れた。でもまあ、上に外れてくれて良かった。予想を外したことよりメダルを獲った嬉しさの方が比べるまでもなく勝っているので。

誰がどのメダルを獲るかも予想したので、実際の結果と合わせてみてみる。

予想→実際の結果
【金予想】
スピードスケート女子500メートル 小平奈緒→金メダル
スピードスケート女子1000メートル 小平奈緒→銀メダル
スピードスケート女子チームパシュート 日本→金メダル

【銀予想】
スピードスケート女子1500メートル 高木美帆→銀メダル
スキージャンプ女子ノーマルヒル 高梨沙羅→銅メダル
ノルディック複合 渡部暁斗→銀メダル(個人ノーマルヒル)
スノーボード男子ハーフパイプ 平野歩夢→銀メダル
フィギュアスケート男子シングル 宇野昌磨→銀メダル

【銅予想】
スピードスケート女子1000メートル 高木美帆→銅メダル
スノーボード女子スロープスタイル 鬼塚雅→19位
カーリング女子 日本→銅メダル

【メダルなし予想】
フィギュアスケート男子シングル 羽生結弦→金メダル
スピードスケート女子マススタート 高木菜那→金メダル
フリースタイルスキー男子モーグル 原大智→銅メダル


渡部のをノーマルヒルかラージヒルか書いてなかったのはズルいけど、自分で言うのもなんだけどまあまあ当たってる。カーリング女子を銅メダルに予想したのはなかなか。一方でメダル予想してなかった中から金メダルが2つも誕生するという…。羽生選手、高木選手、原選手、すいませんでした。

今回自分はかなり固く予想をしたので、今シーズン結果を出している実力者が順当にメダルを獲ったのかなという印象がある。実績がずば抜けている羽生をメダル予想に入れなかったのも、今シーズンケガで出場していないというのを考慮してのことだったし。羽生がそれを問題にしない実力の持ち主だったということだ。

今回目立ったのは女子スピードスケート。この競技だけで金3つを含む6個のメダルを獲得した。中でもすごかったのが高木姉妹だろう。姉の菜那は金2つ、妹の美帆は金・銀・銅すべてのメダルを獲得した。素晴らしい活躍だったと思う。

メダルが過去最多を記録しただけでなく、入賞も多かった。メダルまであと一歩の4位、5位というのも多くて、若い選手も多いので、メダルもまだまだ数は伸ばせると思った。

今大会は雪系の競技で天候に悩まされることが多く、メダル予想をした鬼塚が上位に行けなかったのも、全選手を悩ませた風によるところが大きかった。そういったこともあって序盤はどうなるかと思った五輪だったが、終わってみれば、見る側としては、日本勢が大活躍したのもあって非常に面白い五輪だった。先述のスピードスケート以外にも、羽生の連覇や、いろいろな意味で活躍したカーリング女子など見どころも多かった。個人的に強く印象に残ったのは、スキージャンプ女子で銅メダルを獲った高梨沙羅…に、真っ先に駆け寄っていった伊藤有希。伊藤は今回、風に恵まれず9位と入賞を逃した。ものすごい悔しさがあるであろう中で、高梨に真っ先に駆け寄って祝福する姿がとてもグッと来た。いつか伊藤も報われるときが来てほしいと思う。

次の冬季五輪は同じアジアの北京で開催。4年後だが早くも楽しみ。そしてその前に、夏季五輪はいよいよ東京で行われる。あと2年半。いろんな競技で、若い世代が着実に力をつけてきており、非常に期待できるのではないかと思っている。でもまずはこの後パラリンピックがあるので、それも楽しみたいと思う。

選手の皆さん、スタッフの皆さん、感動をありがとうございました。お疲れ様でした。

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2018年02月25日

平昌五輪 大会16日目の主な結果

平昌五輪、大会16日目の主な結果。

【スピードスケート】
女子マススタート
金メダル 高木菜那

【カーリング】
女子3位決定戦
日本 5−3 イギリス

銅メダル 日本(本橋麻里、吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月)

【スノーボード】
女子パラレル大回転
5位 竹内智香


まずはスピードスケート女子マススタート。今大会からの新種目で、高木菜那が金メダルを獲得、初代女王となった。これは…もう見ていて興奮したと同時にびっくりした。あんなに鮮やかに勝つとは。日本勢にもメダルのチャンスはあるとは思っていたけど、金まではどうかなーと思ってたし、メダルに関しても高木と佐藤が協力体制をしっかり作ってこそ獲れるものだと思ってたので、佐藤が不運にも準決勝で敗退した時はちょっと厳しいと思っていた。しかし、まず予選では最初にポイントを獲得してその後はしっかり力を温存すると、決勝では有力選手の後ろにぴたりとつけ、残り2周を切ってその選手が前に行くのにしっかりとついて2番手に。そして一番最後のカーブでスッと内側から抜き、そのままゴールした。予選から完璧なレース運びだったと思う。これで高木はパシュートに続く今大会2個目の金メダル。冬季五輪で金を2個獲ったのは、長野のスキージャンプの船木選手以来。女子では過去夏のオリンピックでもおらず、日本史上初の快挙となった。妹は金銀銅全部獲るし、とんでもない姉妹だな。高木と同じくメダルが期待されていた佐藤は、準決勝で他の選手の転倒に巻き込まれ、レースを続けられず敗退。高木の結果を見れば佐藤も十分メダルの可能性はあっただけに非常に残念だった。また、男子ではウイリアムソン師円が11位。土屋は準決勝敗退だった。

カーリング女子3位決定戦では、日本がイギリスを破り、銅メダル。この競技で日本初のメダルを獲得した。これもまた劇的な展開。第8エンドまで終わって3−3とロースコアな展開で、お互い複数得点もスチールもなかった。第9エンドで日本が初めて1点をスチール。日本が1点リード、イギリスが後攻で最終エンドに入り、日本が最後のストーンを投げ終えた時点で中心に一番近かったのはイギリスの石だった。そのため下手に動かさなければイギリスが1点で延長、もし中心に入れることができたらイギリスが2点で逆転勝ちという展開だったが、ハウスにある日本の石を弾き出しに行ったイギリスの最後の一投は、イギリスのナンバー1ストーンを外に出し、日本のストーンを中心に入れるまさかのショットとなり、日本の勝利となった。カーリングは紳士的なスポーツで、相手のミスを喜んではいけないのだが、あの瞬間だけは喜ばせてほしい。日本がそれまでのショットで相手にミスをさせたとも言えるわけだし。メダルを獲れたのもそうだし、最後に勝って終われて本当に良かった。

スノーボード女子パラレル大回転には前回銀メダルの竹内が出場。今シーズンは大会でもなかなか上位に入れていなかったが、予選を6位のタイムで通過すると、決勝トーナメントの1回戦も勝利。しかし準々決勝で今回銀メダルの選手に敗れ、5位入賞ということになった。2大会連続のメダルはならなかったが、五輪でベスト8まで上がってくるあたりはさすがベテランだった。男子の斯波は予選27位で決勝トーナメント進出はならなかった。

クロスカントリー男子50キロクラシカルには吉田が出場、23位だった。23位というとかなり下のように聞こえるかもしれないが、71人中23位なのでそんなに下ではない。個人的には健闘だと思う。


すでに冬季最多メダル数を更新している日本だが、今日さらに金1つ、銅1つを獲得し、今大会のメダルは13個まで達した。本当にすごい。

そして、平昌五輪はいよいよ明日が最終日。明日行われるのはカーリング女子決勝、ボブスレー男子4人乗り、アイスホッケー男子決勝、クロスカントリー女子30キロクラシカル、そして閉会式。日本勢は大トリとして、クロスカントリーに石田が出場する。石田はここまで15キロスキーアスロンで14位、10キロフリーで18位。石田はバンクーバー五輪ではこの種目で5位に入っている。最後に良い成績を残してほしい。

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2018年02月24日

平昌五輪 大会15日目の主な結果

平昌五輪、大会15日目の主な結果。

【フィギュアスケート】
女子シングルフリー
4位 宮原知子
6位 坂本花織

【カーリング】
女子準決勝
日本 7−8 韓国

【スピードスケート】
男子1000メートル
5位 小田卓朗


フィギュアスケート女子フリーは宮原が4位、坂本が6位でダブル入賞を果たした。まず先に演技をした宮原は、本当に完璧な演技だった。オリンピックで、日本の女子選手がショート・フリーともにこれだけ完璧な演技を見せたのはかなり久々ではないだろうか。これはメダルに届いたんじゃないかと思ったのだが、後半の3選手が上回り惜しくも4位となった。今の技術などに差があるんだとは思うが、今持っている力を一番出したのは、メダリストでも他の選手でもなく宮原だったと思う。坂本もジャンプで1ヶ所ミスがあった以外は見事な演技で、初の五輪で6位入賞を果たした。今シーズンが始まった時点では、五輪候補として見ていた人はそれほど多くなかったように思うが、そこから一気に伸びて代表入り、そして本番でも6位と、ものすごい成長を見せた。まだまだ伸びると思う。2人とも素晴らしい演技だった。

カーリングは女子準決勝。日本は韓国と対戦。第1エンドにいきなり3点を奪われるも、第2エンドで2点を取って1点差に。その後なかなか追いつくことができないまま、韓国が1点リードかつ後攻で最終エンドを迎える。しかし、韓国の最後の一投が日本のストーンよりわずかに外となり、日本が1点をスチール。土壇場で追いついて試合は延長戦に入る。しかし、この延長も後攻は韓国。最後はプレッシャーのかかる中、真ん中に入れて1点を取った韓国が勝利し、決勝進出。日本は3位決定戦に回ることになった。最後の最後まで勝つチャンスは残っていたので悔しい。やはり第1エンドの3点が大きく響いたように思う。それでも、終盤は驚異の粘りを見せ延長までもつれ込んだ。調子は少し戻せたんじゃないかと思うので、あと1試合、勝って、メダルを獲って終わりたい。

スピードスケート男子1000メートルでは、小田が5位入賞を果たした。小田は1500メートルに続く5位となる。長谷川は20位、山中は24位。男子はあとマススタートが残っているが、前評判はそれほど高くなく、今大会はメダルなしで終わりそうか。今日も含めて入賞はそれなりにあったのだが、今回女子が大活躍だっただけにちょっと存在感が薄くなってしまったのは残念。また、フリースタイルスキー女子スキークロスの梅原は残念ながら1回戦敗退となった。


いよいよオリンピックも残り2日。明日の注目は、まずはなんといってもカーリング女子3位決定戦。日本は銅メダルをかけてイギリスと対戦する。予選では6−8で敗れている。日本はこれまで敗れた試合では、必ず相手に3点以上のビッグエンドを作られている。まずは大量失点を防ぎたい。現在、日本は予選から3連敗中。負け続きで終わりたくない。最後に勝って、銅メダルで大会を締めくくってほしい。

スノーボードは男女のパラレル大回転。男子は斯波、女子は竹内が出場。注目は前回銀メダルの女子、竹内。今シーズンはそれほど結果を残せていないが、なにしろこれが5度目のオリンピックと経験は豊富。ここに調子を合わせてくれば、メダルを狙う力はある。予選から決勝まで一気に行われるが、まず予選を突破したい。

スピードスケートは最終種目、男女のマススタート。男子はウイリアムソンと土屋、女子は佐藤と高木菜那が出場する。女子の2人はともに、ワールドカップのこの種目で表彰台の経験があり、とくに佐藤は今シーズン優勝したこともある。最後の種目をいい結果で締めくくれるか。

クロスカントリー男子50キロクラシカルには吉田が出場。吉田は15キロフリーで13位に入っており、最後の種目で入賞を狙う。

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2018年02月23日

平昌五輪 大会14日目の主な結果

平昌五輪、大会14日目の主な結果。

【スノーボード】
女子ビッグエア決勝
4位 岩渕麗楽
7位 藤森由香
8位 鬼塚雅

【ノルディック複合】
団体ラージヒル
4位 日本(渡部暁斗、渡部善斗、永井秀昭、山元豪)

【ショートトラック】
男子500メートル
8位 坂爪亮介

男子5000メートルリレー
7位 日本(坂爪亮介、吉永一貴、横山大希、渡辺啓太)


スノーボード女子ビッグエア決勝には3人が出場。岩渕が4位、藤森が7位、鬼塚が8位と3人とも入賞を果たしたが、メダルにはあと一歩届かなかった。このビッグエア決勝は3回滑って、得点の高い2本の合計得点で順位を争い、その2本は別の技でなければならない。日本の3人は1本目を成功し上位につけたが、違う技に挑戦した2回目・3回目を決めることができなかった。1位・2位は離れていたが、3位の得点は、日本の3人がもう1本決めていれば逆転できていた得点だけに悔しさも残る。でも、金メダルを獲ったガッサーは3回目決めなければ1位になれないという状態で大技を決めて逆転したように、そういうプレッシャーのかかる場面で決めてこそメダリストになれるんだろうなと思う。五輪4回目となる藤森は今回が最後とのことだが、岩渕と鬼塚はまだ10代。次回こそ、メダルに挑戦してほしい。

ノルディック複合は団体。日本は前半のジャンプで3位につけるものの、後半のクロスカントリーで上位についていくことができず、4位。メダル獲得はならなかった。今回、個人ノーマルヒル、ラージヒル、団体と見た中で、日本はやはりクロスカントリーを磨かなければいけないのかなと思った。日本のエースで金メダルの有力候補だった渡部暁斗でも、クロスカントリーの得意な選手とのガチの対決になると置いて行かれてしまう。ジャンプでリードを奪って逃げきるというのももちろんありだけど、ジャンプは風に左右されやすいし、より安定して勝つにはクロスカントリーの力をつける必要があるのではないだろうか。

ショートトラックは最終日。男子500メートルで坂爪が8位入賞、男子5000メートルリレーは日本が7位となった。坂爪は今回2種目で入賞と結果を残したが、一方リレーでは予選、そして今日も転倒し、苦い結果となった。ショートトラックは1日に何本も滑るので、体力も相当厳しかったのかなと思う。男子500メートルの渡辺、女子1000メートルの斎藤は準々決勝で敗退した。

アルペン男子回転の湯浅は2本目に途中棄権。フリースタイルスキー女子スキークロスタイムトライアルの梅原は21位。バイアスロン女子4×6キロリレーの日本は17位だった。


明日の注目、まずはフィギュアスケート女子シングルフリー。ショートで4位の宮原、5位の坂本がメダルを狙う。2人とも最終グループで、宮原がグループの1番滑走、坂本が3番滑走となる。トップ3は坂本の後に登場してくる。ショートのように全員がベストの演技をするとショートそのままの順位になりそうだが、誰かがミスする可能性はある。日本の2人はまず自分のベストの演技をするのが必須で、あとは見守るしかない。順位がどうなるにせよ、悔いのない演技をしてほしい。

カーリング女子は準決勝。ここで勝てば銀メダル以上が確定する。予選4位の日本は予選1位の韓国と対戦。完全アウェーとなるのは間違いない。とはいえ昨日も書いたが、韓国が予選で唯一敗れたのが日本だ。日本は少し調子を落としているが、これまでのすべてをぶつけて、この大一番を制してほしい。

スピードスケート男子1000メートルには3人が出場。500メートル5位の山中、同じく14位の長谷川、そして1500メートル5位の小田が登場する。スピードスケートはまだ種目が残っているものの、3人にとっては最後の種目。全力を出し切って、その結果がメダルであればいいなと思う。

フリースタイルスキー女子スキークロスは決勝トーナメント。1回戦から、準々決勝、準決勝、決勝までが一気に行われる。出場する梅原は予選で24人中21位となったが、この種目はとにかく何があるかわからない。最後までしっかり滑れば逆転もありうる種目なので、期待したい。

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2018年02月22日

平昌五輪 大会13日目の主な結果

平昌五輪、大会13日目の主な結果。

【スピードスケート】
女子チームパシュート決勝
金メダル 日本(高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃)

男子チームパシュート5−6位決定戦
5位 日本(一戸誠太郎、ウイリアムソン師円、土屋良輔)

【フィギュアスケート】
女子シングルショートプログラム
4位 宮原知子
5位 坂本香織
→2人ともフリー進出

【カーリング】
予選ラウンド
男子
日本 4−10 韓国
→予選8位、予選敗退

女子
日本 4−8 スイス
→予選4位、準決勝進出


金メダルの大本命だったスピードスケート女子チームパシュート。まず準決勝ではカナダと対戦。日本は高木姉妹と菊池で臨み、序盤からリードを奪い、後半は多少力を温存して勝利し、この時点で銀メダル以上を確定させる。そして高木姉妹と佐藤で臨んだオランダとの決勝では、序盤は互角、中盤はオランダに若干リードを奪われる。しかし残り2周からオランダがタイムを落としたのに対し、日本は粘って、残り1周で逆転。最後は1.58秒の差をつけ、五輪新記録でゴール。日本が悲願の金メダルを獲得した。見てる方はちょっと心配してたが、選手たちは冷静なレースができていた。準決勝を滑った菊池も含め、チーム全員で獲った見事な金メダルだった。高木美帆は1大会で金・銀・銅すべて獲得したことになった。また、男子は5−6位決定戦に出場。イタリアとのレースには敗れたのだが、レース後イタリアが失格となり、繰り上がりで5位となった。

フィギュアスケート女子シングルショートプログラムには、宮原、坂本が登場。第4グループで先に登場した坂本は、すべての要素を見事に決め、自己ベストを更新。暫定1位となる。最終グループで登場した宮原は、直前でメドベージェワが歴代最高得点を更新するという状況の中、団体戦では回転不足となったジャンプを修正。こちらも自己ベストを更新し、坂本の上につけた。しかしこの女子ショートは男子に続いて超ハイレベルな争いとなり、その後登場したオズモンド、ザギトワも自己ベストを更新。ザギトワにいたっては、さっきメドベージェワが更新したばかりの歴代最高得点をさらに塗り替え、ショート1位に立った。1位から5位まで全員が自己ベストを更新するというハイレベルで、宮原は4位、坂本は5位となった。3位のオズモンドとの差は、宮原が3点弱、坂本が6点弱で、2人にもメダルの可能性は十分に残っている。フリーでも自分の力を出し切ってほしい。

カーリングは予選最終戦。先に試合があった男子は韓国と対戦。中盤までは互角だったが、第6エンドで痛恨の4失点。さらに第8エンドでも3点を奪われギブアップ。残念ながら準決勝進出はならなかった。今日も途中までは勝つチャンスはあったが、要所のミスが大きく響いた。それでも、日本は20年ぶりの出場で4勝5敗。強豪のノルウェーやアメリカにも勝利し、確かな存在感は示した。このチームは確実に世界と戦える。両角友佑は今後はまだわからないと言っていたが、個人的にはぜひ、このチームでまたオリンピックに戻ってきてほしいと思う。そして女子はスイスと対戦。こちらも第4エンドで4失点するなど苦しい展開で、第9エンドにギブアップ。5勝4敗となったが、同時刻に試合をしていた、準決勝進出のライバルであるアメリカが敗れたため、日本史上初の準決勝進出が決まった。複雑な気持ちだろうが、とにかく快挙だ。あと2試合で1つ勝てばメダルとなる。日本は4位通過なので、準決勝では予選1位の韓国と対戦。しかし、この韓国に予選で唯一黒星をつけたのが日本である。勝つチャンスは十分ある。今日はミスもあったので、もう一度調子を整えて準決勝に臨みたい。

スノーボード男子ビッグエア予選には大久保、国武が登場。1組目の大久保は1本目で決勝進出圏内の6位につけるが、その後他の選手が得点を伸ばして後退。2本目で得点を伸ばせず、9位で予選敗退となった。2組目の国武は難易度の高い技で決勝進出を狙ったが、1本目、2本目ともに失敗し、17位で予選敗退となった。2人はスロープスタイル、ビッグエアともに予選敗退となったが、2人とも高校生と非常に若い。まだまだこれからだろう。


パシュートの金メダルにより、日本の獲得メダル数は11となり、長野五輪を抜いて冬季五輪史上最多となった。そして、まだまだ伸ばせる可能性がある。残る競技も少なくなってきたが、これからの選手たちにも頑張ってほしい。

明日の注目、まずはスノーボード女子ビッグエア決勝。本来は23日に決勝の予定だったのだが、23日が悪天候予想のため、前倒しでの開催ということになった。これによって影響がなければいいが。日本からは藤森、岩渕、鬼塚の3人が出場。3人ともにメダルの可能性はあると思う。一発を決められるか。

ノルディック複合は団体。個人ノーマルヒルで銀メダルを獲った渡部暁斗を筆頭に、渡部善斗、山元、永井の4人で臨む。この種目はドイツとノルウェーが強く、現実的には銅メダル争いとなるだろう。日本はジャンプの方が得意だと思うので、ジャンプで差をつけたい。

ショートトラックは男子500メートル、女子1000メートル、男子5000メートルリレーに出場。何があるかわからない競技なので、最後まであきらめずに滑ってほしい。リレーは5−7位決定戦だが、ここでトップに立っておけば決勝の結果次第ではメダルが転がり込んでくる可能性もある。

その他、アルペン男子回転に湯浅が、バイアスロン女子4×6キロリレーに日本チームが出場する。どちらも1つでも上の順位を狙いたい。

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